2022.05.06 通販会社
大塚商会1Qは減収減益、一部商材で供給不足も
(株)大塚商会がこのほど発表した2022年12月期第1四半期(22年1月~3月)連結決算は、売上高が前年同期比12.2%減の2100億6900万円、営業利益が同17.4%減の137億8500万円、純利益は同8.4%減の105億1900万円となった。

コロナ禍で落ち込んだ新規顧客向けの活動が回復傾向に
減収減益だが、概ね予定通りの進捗。システムインテグレーション事業は一部商材で供給不足の影響を受けたが、GIGAなどの特殊要因を除けば前年並みの売上を確保。サービス&サポート事業は、会計基準変更の影響を除けば実質増収。堅調な推移を継続している。
コロナ禍の長期化で落ち込んだ新規顧客向け活動が回復に向かうなど、営業活動は徐々に正常化しつつある。例年実施している「実践ソリューションフェア」では、オンラインを中心にリアルでの展示も併せ、DX推進に役立つ最新のソリューションや事例を紹介し、具体的な提案に努めた。改正電子帳簿保存法への対応など、ワークフローの見直しやデジタルドキュメントへの移行についても継続的な支援を行った。
「たのめーる」の売上高は2.5%増の462億4000万円
重点戦略事業に据えているオフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」は、売上高が前年同期比2.5%増の462億4000万円。登録口座数は3月末時点で186万2826口座。前年同期から10万573口座のプラスとなった。
コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業は、売上高が前年同期比16.7%減の1303億8200万円となった。前年のGIGAスクール需要に伴うパソコン販売台数(同51.7%減)の減少や一部商品供給不足の影響を受けた。
単体売上高は前年同期比18.7%減の1108億1000万円。SI関連商品が同19.5%減の971億1300万円で、構成比は51.2%。受託ソフトなどが同12.0%減の136億9600万円で、同7.2%となった。
サービス&サポート事業は減収、「たのめーる」「たよれーる」を強化へ
サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービスなどにより、導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業は、売上高が前年同期比3.9%減の796億8700万円となった。「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」など、ストックビジネスに引き続き注力する。
単体売上高は、前年同期比4.0%減の788億7000万円。サプライが同2.7%増の434億2500万円で、構成比は22.9%。保守などが同11.1%減の354億4500万円で、同18.7%となった。
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