2022.03.24 調査・統計
コロナ禍で家族の体調不良が家庭に影響、ECやOL診療が需要増
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤(株)が23日発表した『パパママの家事・育児の悩みと通院・処方薬に関する調査』によると、コロナ禍のいま、パパママにとって時間的影響が最も大きいものとして「家族の体調不良」が挙げられた。そのため、病院の診療や処方薬の受け取りなどの「オンライン化」のニーズが高まっていることが判明した。

コロナ禍で時間的影響が特に大きいのが「子どもの体調不良」
調査は2月25日~28日。子どもと同居しており、本人または同居家族が直近1年で3回以上通院している20歳~49歳の男女652人(男性321人、女性331人)に聞いた。
コロナ禍で時間的影響が特に大きいと思うものは、「子どもの体調不良」(54.6%)が1位で、コロナ前よりも13.6ポイント増えていた。2位の「自身か同居人の体調不良(子どもを除く)」(38.0%)も同13.0ポイント増。3位は「子どもの用事やイベント」(35.1%)だった。
コロナ禍における現在の結果を男女別に見ると、女性の1位は「子どもの体調不良」(63.1%)だったのに対し、男性は「自身の残業、追加出勤など突然の仕事の依頼」(50.2%)と違いがあり、働くママにとっては特に子どもの体調不良の負担が大きいことも分かった。
「処方薬の受け取りでもオンラインを活用したい」が70%に
病院や調剤薬局に行く際に困ることは「感染リスク」(61.7%)、「待ち時間が長いこと」(51.7%)」など。感染リスクを考慮して、できるだけオンラインを活用したいものは「買い物」(49.7%)、「病院の診療」(37.9%)、「処方薬の受け取り」(36.0%)」。病院や調剤薬局の利用に関しては、オンライン化のニーズが高い傾向にあることが分かった。
うち、約70%は処方薬の受け取りでもオンラインを活用したいと答えており、診療から処方薬の受け取りまで一気通貫でオンラインを希望する層が一定数いることも分かった。
オンライン服薬指導の認知度は49%
オンライン服薬指導を、「利用したことはないが、知っている」(43.3%)と「利用したことがある」(5.7%)は、合わせて49.0%に上った。オンライン服薬指導のメリットについは、「時間短縮になる」(66.6%)、「感染症予防になる」(55.8%)、「子どもを医療機関へ連れていく必要がない」(48.0%)など。自宅にいながら服薬指導を受けられるため、時間短縮や感染対策につながる点がメリットとして感じていた。
調査結果を受け、共働き未来大学の小山佐知子代表は、コロナ禍では「チーム育児」が重要になると訴え、「普段は薬局で受けている服薬指導もオンラインを利用すると、自宅にいながら家族全員が同時に処方薬について知ることができ、効率的な情報共有と家族の体調管理の実現につながる」と、オンライン服薬指導のメリットについてもコメントしている。
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