2022.02.24 通販会社
プラスチック循環社会へ…FANCLとキリン、PET素材再利用で連携
(株)ファンケルとキリンホールディングス(株)はこのほど、両社がめざす「プラスチックが循環し続ける社会」の実現に向け、PET素材の再利用促進を目的に連携を開始し、循環型社会への貢献をめざすと発表した。

「FANCL リサイクルプログラム」でプラスチックリサイクルを推進
両社は、2019年の資本業務提携を契機にさまざまな協業を進め、シナジーを生み出している。今回は、プラスチックリサイクル推進に向けた課題解決をめざす取り組みに着手した。
ファンケルは昨年の7月から、独自の取り組みとして「FANCL リサイクルプログラム」を実施している。使用済みの化粧品PET容器を、一部の直営店舗で回収して植木鉢にマテリアルリサイクルを行い、横浜市のガーデンイベントに寄贈している。
このプログラムは、今後も継続を予定しているが、マテリアルリサイクルは、PET素材の品質の持続性に課題があることから、資源循環のリサイクル手法としてケミカルリサイクルへの切り替えを検討している。
PETケミカルリサイクルの実用化で先行するキリンと協働
キリンは、20年12月より三菱ケミカル(株)と先行してPETケミカルリサイクルの実用化に向けた共同プロジェクトを開始。19年2月に策定した「キリングループ プラスチックポリシー」では、「日本国内におけるリサイクル樹脂の割合を27年までに50%に高める」という目標を立てている。プロジェクトでは、廃PETボトル以外の廃PET製品を回収する仕組みも合わせて構築し、将来的には「PET製品からPET製品」への再生をめざしている。
両社は「ケミカルリサイクル」に関して協働し、「プラスチックが循環し続ける社会」へ向けた取り組みを促進、強化する。今後もさらに、プラスチックの資源循環をはじめとする環境課題の解決について取り組み、環境におけるシナジーを創出していきたいとしている。
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