2022.02.04 通販会社
MonotaRO21年決算、大幅な増収増益…新規顧客と注文単価が増加
工業用間接資材通販の(株)MonotaROが3日発表した2021年12月期(21年1月~12月)連結決算は、売上高が前期比20.6%増の1897億3100万円、営業利益が同23.1%増の241億2900万円、純利益は同27.5%増の175億5200万円となった。

モノタロウ単体の売上高は20.2%増の1824億円
モノタロウ単体の売上高は、前期比20.2%増の1824億7200万円。事業者向けネット通販事業・販売管理システム事業(大企業連携)とも、注文単価、顧客数増となった。大企業連携は前年の新型コロナウイルス感染拡大による成長減速の反動もあったが、高成長を維持した。同じく利益面でも、新規顧客の増加で注文単価、頻度が改善した。
今期も、検索エンジンへネット広告の出稿と、ウェブサイトを上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得、メールや郵送チラシによるDM、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付などによる販促活動を積極的に展開した。
テレビCMで認知度向上
カタログは、2月下旬に180万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ REDBOOK vol.17 春号」(全13分冊、発行部数約290万部)、7月に厳選した1万2000点の商品を掲載する「モノタロウ セレクションカタログ」、9月下旬に26万6000点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ REDBOOK 2021秋 VOL.17」(全10分冊、発行部数約280万部)を発刊。一部地域でテレビCMを放映し、さらなる認知度の向上に努めた。
顧客基盤の拡大に伴い増加するさまざまな需要に対応するため、今期末時点でサイト上の取扱商品として約1800万点、当日出荷ができる在庫商品点数として約49万7000点を取り揃えた。また、物流基盤を強化するため、輸入商品のバックヤード機能と高需要商品の出荷機能を持つ「茨城中央サテライトセンター」(延床面積約4万9000㎡)を3月に稼働した。
これらの施策を実施したことにより、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売についても、顧客数、売上ともに順調に拡大。127万8545口座の新規顧客を獲得し、今期末現在の登録会員数は677万9319口座となった。
次期業績も約20%の増収と予想
韓国子会社のNAVIMRO Co., Ltd.は、ネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品および在庫商品の拡充を進めた。
22年12月期の通期業績予想は、売上高が前期比19.2%増の2260億7300万円、営業利益は同1.0%増の243億8000万円、純利益は同2.8%減の170億6700万円とした。次期も増収を予想した一方、4月に兵庫県内で稼働する新物流センター(延床面積約18万9000㎡)の立ち上げ費用などで最終減益を見込んでいる。
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