2022.01.25 通販会社
東急不動産とパナソニック、マンションに冷凍・冷蔵宅配ボックスを設置
東急不動産(株)とパナソニック(株)はこのほど、分譲マンション向けの冷凍・冷蔵宅配ボックスを開発し、東急不動産が大阪市中央区で分譲を行う「ブランズタワー谷町四丁目」と「ブランズタワー大阪本町」で採用すると発表した。2物件は2024年3月引渡予定。国内の分譲マンションで冷凍機能がついた宅配ボックスの採用は、初の取り組みとなるという。

利用者のみだったマンションでの冷凍品の受取方法に対応
冷凍・冷蔵宅配ロッカーは、21年に東急不動産とパナソニックが、ヤマト運輸(株)と佐川急便(株)の協力のもと、実証実験を経て、2つの物件で採用する運びとなった。ロッカーの運用については、当面2物件を対象としてヤマト運輸と佐川急便が配送対応を担う予定でいる。
共働き世帯の増加による「まとめ買い」ニーズの高まりや、ふるさと納税需要などで、冷凍食品の利用は増加傾向にある。さらに、コロナ禍の影響で利用は急増。東急不動産とパナソニックは、再配達の削減によるCO2排出量の抑制と入居者の利便性向上を同時に見据え、取り組みを加速させてきた。
マンションではこれまで、冷凍品は利用者が直接受け取りを行うしか対応方法がなく、留守の場合には再配達を余儀なくされてきた。こうした現状を踏まえて両社は、パナソニックが21年1月に開発した受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーをベースとして、インターホンシステム連携や非接触キー対応など、分譲マンション用途への変更開発を進めてきた。
実証実験で配送された商品の温度帯に問題がないことを確認
その中で、大阪市内の東急不動産オフィスに、受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーを設置し、ヤマト運輸や佐川急便などの協力のもと、21年に実証実験を行い、配送物の温度帯や実運用面での検証を行ってきた。実証実験で、受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーに配送された商品の温度帯に問題がないことを確認できたことから、両マンションへの採用を決めた。
「ブランズタワー谷町四丁目」は地上31階建てで、総戸数は174戸。「ブランズタワー大阪本町」は地上43階建てで、総戸数は302戸。分譲マンションの基幹ブランド「ブランズ」は、新たな発想と仕組みを積極的にとり入れた「環境先進マンション」をめざしているという。
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