2022.01.12 通販会社
東証、新市場区分の選択結果を公表…多くの通販会社がプライム市場に
(株)東京証券取引所は、4月4日から現在の市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つの新しい市場区分に再編する。新市場区分への移行に向けて、昨年9月から12月まで、上場会社から新市場区分の選択申請を受けていたが、その結果の一覧を取りまとめて11日、JPXウェブサイトで公開した。

市場区分再編で投資が集まる魅力的な市場を提供へ
市場区分再編は、「上場会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を支え、国内外の多様な投資者から高い支持を得られる魅力的な市場を提供することにある」(東京証券取引所の山道裕己社長)。
「プライム市場」は世界経済をリードしていく企業に、「スタンダード市場」は日本経済の中核を成してゆく企業に、「グロース市場」は新たな挑戦を重ねていく企業の上場を想定した市場区分で、それぞれのコンセプトに基づいた上場基準を設けている。
上場会社は、自社の経営方針などに照らして、企業価値向上を果たしていく上で最も適切な市場区分を選択。新たな市場区分への移行を機に、新たな成長戦略に取り組もうとする企業や、ガバナンスの向上に取り組もうとする企業など、具体的な取組が始まっている。
東証1部の約85%がプライム市場に移行
山道社長は、新しい「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」に上場する企業の企業価値向上に向けた取組を支えていくことで、我が国の株式市場が魅力的なものとなるよう、引き続き邁進したいとコメントしている。
最上位の「プライム市場」には、東証1部の約85%にあたる1841社が移行。楽天グループ(株)、Zホールディングス(株)、(株)ZOZO、(株)ベルーナ、(株)千趣会、(株)フェリシモ、オイシックス・ラ・大地(株)ほか、多くの通販会社がプライム市場を選択した。
東京証券取引所は、新市場区分の特徴などを市場関係者や一般の人々に広く周知するため、ステートメントとロゴマーク、スローガンを策定した。ステートメントは『目指す未来がある。それがNIPPONの力になる』――。
プライム市場のスローガンは「ともに次の世界をリードする」
「目指すものがあるから、人は集う。目指すものがあるから、挑戦する。2022年4月4日、東京証券取引所は3つの市場へ進化します。それぞれの市場が、それぞれの目標を掲げることで、より社会に開かれ、より多くの人が集い、より多くの挑戦が生まれる市場へ進化します。TOKYO市場の上場企業すべてが、今、新たなスタートラインに立っているのです。自らの目標を見つめて、目指す未来を掲げて、各社の新たな冒険が始まります。ご期待ください」
スローガンは、プライム市場が「ともに次の世界をリードする」、スタンダード市場は「ともに経済の真ん中をつくる」、グロース市場は「ともに新たな可能性をひらく」――。
新市場区分のスタートに先駆け、特設サイトを開設した。市場関係者からの期待・応援のメッセージや、企業価値向上に取組む上場会社へのインタビュー、新市場区分のロゴマークに込めた想いなど、さまざまなコンテンツを提供している。
■『JPXサイト』
https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/results/index.html
■『新市場区分特設サイト』
https://jpx-market.jp/
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