2021.11.08 ECモール
アイスタイル1Q、2億2900万円の営業損失…店舗・海外事業が苦戦
(株)アイスタイルがこのほど発表した2022年6月期第1四半期(21年7~9月)連結決算は、売上高が前期比3.7%増の77億8400万円、営業損失が2億2900万円(前年同期は1億6000万円の営業損失)、純損失は5200万円(前年同期は2億8100万円の純損失)となった。

On Platform事業の復調とBeauty Service事業のECが成長し増収に
売上高は、7月に発出された4回目の緊急事態宣言発出の影響で店舗が減収したほか、不採算事業の整理・撤退による減収があったが、On Platform事業の復調とBeauty Service事業のECが成長したことにより、前年同期を上回っての着地となった。
セグメント別売上高では、取引ブランドによるプラットフォームの活用が進み、広告・ソリューションが前年同期比で増収となった。ECは引き続き好調に推移。店舗は前期第4四半期から増収となったが、緊急事態宣言で計画比では遅れ。利益面では、店舗の減収やEC基盤の強化によるシステム費の増などにより、若干の減少となった。
On Platform事業の売上高は11.8%増
営業利益は、On Platform事業のソフトウエア償却費の増加などにより前年同期比で減少したが、計画通りに進捗。8月に子会社化したGlowdayz社の株式取得で発生した段階取得に係る差益1億1400万円を特別利益に計上した。下期からの増収で回復する見込み。
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を基盤としたBtoB、BtoCサービスのOn Platform事業の売上高は、前年同期比11.8%増の18億6200万円、営業利益は同12.2%減の2億4000万円。マーケティングサービス「ブランドオフィシャル」による分析と、その分析に基づいた広告・販促プロモーション施策、自社ECでの販売までの一貫した提案が奏功し、増収となった。
店舗販売を含むBeauty Service事業は営業損失3500万円
化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」の運営、化粧品専門店 「@cosme STORE」や大型旗艦店の運営など、国内の小売業を中心としたサービスが属しているBeauty Service事業は売上高が前年同期比 5.8%増の46億4500万円、営業損失は3500万円(前年同期は600万円の営業利益)となった。
ECは、コロナ禍による需要増と継続的なMD強化、キャンペーン施策などで、前年同期比で売上高20.8%増と、引き続き強い成長率を維持。店舗は来店客数が減少して減収となったが、営業損失は横ばいで推移。利益面ではシステム運営費の増加などで減益となった。
Global事業の営業損失は3500万円
国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しているGlobal事業の売上高は前年同期比 9.5%減の10億5300万円、営業損失は3500万円(前年同期は4200万円の営業損失)となった。
EC・卸売は、不採算事業の整理・撤退としてマレーシアのEC運営会社を前期第3四半期に譲渡しており、そのため前年同期比で減収となった。香港の店舗はコロナ禍の影響で2店舗を閉店したが、既存4店舗が回復したことにより、売上高は前年同水準での着地となった。利益面では収益性が改善され、赤字幅を縮小しての着地となった。
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