2021.05.10 通販支援
イルグルム2Qは増収増益、純利益が2.5倍に…EC市場の拡大で
(株)イルグルムがこのほど発表した2021年9月期第2四半期(20年10~21年3月)連結決算は、売上高が前年同期比18.7%増の14億6600万円、営業利益が同150.3%増の1億7800万円、純利益は同155.6%増の1億1600万円となった。

マーケティングプラットフォーム事業の利益が51%増
主力のマーケティングプラットフォーム事業は、売上高が前年同期比13.2%増の12億7000万円、セグメント利益は同51.0%増の1億100万円となった。主力サービスのマーケティング効果測定プラットフォーム「AD EBiS」は、1月に「誰でも、簡単に、スピーディな意思決定を可能にする」をテーマにしたメジャーアップデートを実施。画面レスポンスの高速化と分析導線を見直し、新たなUIでのサービス提供を実現した。中期戦略としてマーケティング・トランスフォーメーション・プラットフォーム戦略(MXP戦略)を掲げ、既存サービスの成長加速と新サービスの複数展開により、国内顧客企業のマーケティングDXを支援するプラットフォームビジネスをめざしている。分析レポート自動作成サービス「アドレポ」などの広告代理店向けプラットフォームビジネスや、クリエイティブ領域などのマーケティング成果向上を目的とした新サービス開発にも取り組んでいる。
スプ―を完全子会社化
販売活動では、オンラインで参加可能な大規模カンファレンス「AD EBiS Conference 2020」を実施するなど、コロナ禍で対面での営業活動が制限される中、リモートで行える交流を最大限に活用し、積極的な活動を行ってきた。また、20年12月30日付で(株)スプーの全株式を取得して完全子会社化。双方の融合で新たな価値提供と領域の拡大をめざしている。商流プラットフォーム事業の売上高は前年同期比73.8%増の1億9500万円、セグメント利益は7700万円(前年同期は400万円のセグメント利益)となった。前年同期は一部提携事業者との契約更新遅れによる一時的な売上計上遅れが発生していたため、売上高やセグメント利益の対前年同期比は一時的に大幅増となっている。
EC市場が盛況で「EC-CUBE」エコシステムも売上増
EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供しており、EC事業者のインフラ整備や売上向上に貢献する一方、「EC-CUBE」と連携する各種サービス(決済代行など)の提供事業者からマージン収入を得るというエコシステムを構築している。第2四半期累計期間は、EC市場の活況によるマージン収入増があり、売上は好調に推移した。(株)イーシーキューブは20年12月21日付で、(株)オリエントコーポレーションと資本業務提携契約を締結。これにより、オリコ加盟店のDX化支援として、サーバ設定やインストール作業が不要なクラウドECプラットフォームとして「ec-cube.co」の拡販に取り組んでいる。
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