2021.03.16 通販会社
ヤーマン3Qは増収増益、営業利益は2.3倍…通販シフトが奏功
ヤーマン(株)がこのほど発表した2021年4月期第3半期(20年5月~21年1月)連結決算は、売上高が前年同期比64.9%増の285億700万円、営業利益が同137.6%増の54億4300万円、純利益は同155.8%増の31億100万円となった。
通販は増収増益、テレビ通販が売り上げ拡大
売上面、利益面ともに前年同期を大きく上回り、過去最高を達成。消費行動が実店舗からECを中心とした通信販売にシフトしたことの恩恵を受け、直販部門と海外部門を中心に大きく売上を伸ばした。多種多様な製品ラインアップが消費者ニーズにマッチしたことや、取り組んできた販売チャネルの多角化が奏功してリスク分散が図られた。
セグメント別売上では、国内顧客向け販売が堅調だった「店販部門」は、免税店を中心とした海外顧客向け販売の落ち込みの影響が大きく、減収減益と苦戦。「直販部門」「海外部門」は巣ごもり消費によるECの好調から大幅な増収増益となり、「通販部門」も地上波を中心としたテレビ通販が売上を伸ばして増収増益で着地した。
店舗販売は減収減益
テレビによる通信販売業者を経由した個人顧客への販売、カタログ通販会社向けの販売、インターネット専売業者向けの販売を行う「通販部門」は、売上高が38億4200万円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は16億600万円(同23.7%増)だった。
家電量販店や大手百貨店、バラエティショップなどへの販売を行っている「店販部門」は、売上高が56億5300万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は16億3500万円(同17.6%減)と、売上・利益ともに前年同期を下回った。
直販部門の利益は3倍に、海外部門も好調
「直販部門」では、インフォマーシャルや雑誌、新聞、Webなどを用いた個人顧客への販売を行っている。直販サイトを中心としたECによる販売が好調を維持したことから、売上高は95億3200万円(前年同期比142.7%増、セグメント利益は45億6500万円(同202.6%増)と、 前年同期を大きく上回った。
海外の通信販売業者や卸売業者、個人顧客などへの販売を行う「海外部門」の売上高は85億3400万円(前年同期比152.5%増)、セグメント利益は25億8300万円(同150.4%増)。中国向けの販売が、T-mallなどのEC販売の好調を受けて大きく売上を伸ばした。
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