2021.03.12 通販支援
ギグワークス1Q、純利益4.4倍…ITエンジニアのニーズが急増
ギグワークス(株)がこのほど発表した2021年10月期第1四半期(20年11月~21年1月)連結決算は、売上高が前年同期比45.6%増の64億4400万円、営業利益が同313.3%増の4億9500万円、純利益は同348.7%増の2億9100万円となった。
「オンデマンドエコノミー事業」が好調
働く人の生活に合った多様なワークスタイルを提供している同社グループは、ITに精通した登録エージェントによる「オンデマンドエコノミー事業」と、(株)アセットデザインを中心に展開している「シェアリングエコノミー事業」の業容拡大とサービス強化に取り組んでいる。20年10月からは、ギグワーカー(働き手)とクライアント企業(発注者)の間で、仕事の受発注を直接成立可能とする新プラットフォームサービス「GIGWorks Basic」の提供を開始した。
ライフスタイルなどに合わせて「必要な時に必要なだけ働ける」をテーマとしたプラットフォームを提供する「オンデマンドエコノミー事業」の売上高は前年同期比49.0%増の57億9000万円、セグメント利益は同130.4%増の7億8300万円となった。
コロナ禍でITエンジニアのシステム開発需要が急増
企業と個人を繋げるオンデマンドサービスと、ITエンジニアによるシステム開発を主体としたプロフェッショナルサービスを提供。今期累計期間には5789人のユニークワーカーが日本全国で活躍している。
オンデマンドサービスでは、コロナ禍に伴うテレワークの取り組みなどを背景に、ヘルプデスクやサービスデスク関連のニーズは高い水準を維持。リモートアクセス環境を整備し、昨年受注した複数の大型案件も今春までの継続を予定。稼働状況は極めて高い状態にある。
コンタクトセンター、CRMも好調
自社で運営するコンタクトセンターは、ニーズの高まりを受けて東京・大阪・福岡を中心に増席を進め、6拠点を活用した事業継続計画の体制が整った。通販・テクニカルサポート・IoT関連のサポートセンターなどの受注拡大が進んでおり、順調に稼働している。一部地域でサービスが開始された次世代通信規格5Gはインフラ整備の需要が高まっており、今後の伸長も期待できることから、本格稼働に向けた工事班体制の強化を推進している。
ITエンジニアによるプロフェッショナルサービスでは、自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.C RM3」の販売は堅調に推移。一方でコロナ禍での投資抑制を背景に一部の受託開発案件で受注が減少したこともあり、業績は例年並みに推移した。
シェアオフィスの利用企業数が4900社に拡大
主に起業家や個人事業主支援を目的にスペースシェアを主体としたシェアリングサービスの提供を行う「シェアリングエコノミー事業」は、売上高が前年同期比23.4%増の6億7600万円、セグメント損失が3400万円(前年同期は3200万円のセグメント利益)となった。
アセットデザインが運営するシェアオフィスは1月末現在、首都圏を中心に63拠点で展開。
12月から多拠点サテライト「スマートオフィス」のサービスを開始した。今期はこの新サービスの直営拠点増加による費用先行の影響からセグメント損失を計上したが、シェアオフィスの利用企業数は4900社、ドロップイン会員も1100社を超え、既存オフィスの稼働率は88%と高い水準を維持。当初計画通りに推移している。
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