2020.12.23 ECモール
メルカリ、越境販売トレンドランキング発表…「日本ロス消費」進む
(株)メルカリは22日、運営するフリマアプリ「メルカリ」での越境販売の開始1年を記念し、これまでのデータから抽出した「越境メルカリ トレンドランキング2020」を公開した。コロナ禍における「日本ロス消費」が後押しし、日本のアイテムが人気になっている様子がうかがえる。
Buyee・Shopee通じ海外へも販売
メルカリは2019年11月から、越境ECのインフラ構築サポートを提供するBEENOS(株)の子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」との連携による越境販売を開始。今年8月にはBEENOSグループの協力のもと、東南アジア・台湾で最大のマーケットプレイス「Shopee」を通じた台湾での越境販売を開始している。
越境の注文額は日本の1.3倍
メルカリによると、越境販売に力を入れた1年となったが、越境販売におけるこれまでの平均注文金額は、メルカリJPと比べて1.3倍となり、日本では売れなかった商品でも、世界中には高い価値を見いだす顧客がいることが分かったという。
購入数多い1位はアメリカ、2位は香港
Buyee上での1月1日~12月10日の「購入数の多い国・地域ランキング」によると、1位はアメリカで、2位が香港、3位が台湾。以下、イギリス、カナダ、オーストラリアと続いた。
中国はこれらに続く7位だった。
「メルカリ」の越境販売は、幅広い国・地域からの利用があった。アジア圏が半数を占め、コロナ禍で日本への旅行が難しくなった消費者が「メルカリ」を利用する「日本ロス消費」の傾向が推測できる。さらに、トリニダード・トバゴやウガンダ、モナコを含む約100の国や地域から購入されており、マーケットがグローバルに発展していることも分かった。
人気ブランド1位は「ナイキ」
「取引ブランドランキング」の1位は「ナイキ」、2位は「クリスチャン ディオール」、3位は「ルイ ヴィトン」と続いた。日本国内の取引ブランドランキングと同様に、「ナイキ」や「アディダス」(7位)など、グローバルに展開するブランドが人気の一方で、「アベイシングエイプ」(4位)、「ヒステリックグラマー」(5位)、「ジーショック」(6位)、「アンジェリック プリティ」(9位)といった日本発のファッションブランドが海外から多く購入されている。
取引カテ1位は「CD」
また、取引カテゴリーランキングでは、1位がCD、2位がキャラクターグッズ、3位がアイドルグッズ、4位がフィギュア、5位がカードゲームだった。全体的に「エンタメ・ホビー」の取引が活発で、中でも、K-popやJ-popのCD、アニメ・漫画キャラクターのグッズが人気。「メルカリ」が日本やアジア市場のエンタメを世界へ広げるきっかけになっていることが分かる。
また、アメリカの利用者から「見つけられなかったお気に入りのアーティストのアイテムを集めることができた」という声や、台湾からは「日本のおもちゃがほしかったが、台湾で売っているお店がないので、メルカリで買えてとても嬉しい」といった声も届いたという。
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