2020.12.21 通販支援
YperがOKIPPAのLCA実施、20回利用でカーボンニュートラル達成
Yper(株)がこのほど実施した、自社の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」に関するLCA(ライフサイクル・アセスメント)によると、OKIPPAを使って再配達を削減した回数が20回を超えた時点で、カーボンニュートラルの達成が証明されたという。
20回以上の利用でCO2の排出削減、環境負荷低減に貢献
同社は、(一社)サステナブル経営推進機構の監修のもと、製品ライフサイクルにおける二酸化炭素(CO2)排出削減効果を算出。その結果、OKIPPAの利用によって再配達が削減でき、20回以上使った利用者がCO2の排出削減に直接的な影響を与え、環境負荷低減に貢献することが裏付けられた。LCAでは、バッグ製造のための原材料調達や生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品ライフサイクルにおけるCO2排出量が定量的に算出されている。
同社によると、生活インフラとしてラストマイルの配送インフラは無くてはならないものとなっているが、コロナ禍でのEC利用増に伴う荷物の激増を受け、置き配が普及する中にあっても再配達をゼロにすることはまだ難しい状況だ。OKIPPAはより少ないスペースで玄関前に安全な荷物受け取り環境を整備でき、再配達削減とともに、継続して利用することで社会的課題と環境的課題の両方の解決へ自然と貢献できるアイテムだとしている。
OKIPPA1個のライフサイクルで排出するCO2量は6.91kg
LCAで明らかになったことは、利用者1人あたり、OKIPPAの利用回数20回目でOKIPPAライフサイクルのCO2排出量がオフセットされることをはじめ、20回以降は社会全体で排出されるCO2排出量削減に貢献する。その際、OKIPPA1個のライフサイクルで排出するCO2量は6.91kg で、最もCO2排出量が多いのは「原材料調達段階」の5.41kg (78.3%)、さらに原材料の「生地の調達段階」(58.5%)だった。
同社は2021年1月より、ポリエステル素材の使用済衣料品などを原料とする「RENU(レニュー)」を100%使用したOKIPPAバッグの製造を開始する。今年10月から製造を開始しているRENUを30%使用したOKIPPAは、年内に出荷を始めるという。
発売以来、OKIPPAバッグ生地の素材としてバージンのポリエステルを使っていたが、今回のLCA結果で、原材料調達段階での現状の生地によるCO2排出量が一番多かったことを踏まえ、原材料調達段階での再生ポリエステル比率を100%に上げることで、衣料廃棄物削減を通じた製品の環境負荷低減も推進したい考えだ。
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