2020.11.17 通販支援
BASEの3Q、売上・流通総額がともに倍増…純利益は9億4900万円に
BASE(株)がこのほど発表した2020年12月期第3四半期(1~9月)連結決算は、売上高が前年同期比119.6%増の59億9600万円、営業利益が11億4600万円(前年同期は2億8000万円の営業損失)、純利益は9億4900万円(前年同期は2億8300万円の純損失)となった。
BASE事業は売上高135%増の53億円
同社グループは、新規ショップ開設サービスなどのECプラットフォーム「BASE」を提供するBASE事業と、スタートアップやベンチャー企業を中心にマーケティング活動を進めるオンライン決済サービス「PAY.JP」、ID決済サービス「PAY ID」を提供するPAY事業などを展開。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って第2四半期はEC市場への需要が拡大。今期も外出自粛に伴う一時的な需要は縮小したが、EC市場の成長は高水準で継続している。
売上と利益面の増加をけん引したBASE事業は、売上高が前年同期比135.4%増の53億3700万円、セグメント利益は13億7600万円(前年同期は3600万円のセグメント損失)。
流通総額は124%増の632億円に
流通総額(GMV)は、注文ベースで689億9400万円(前年同期比124.4%増)、決済ベースでは632億2800万円(同133.7%増)となった。
決済手数料がメインのビジネスモデルとなっていることから、直近ではPAY.JPとともにGMVが大切な指標となっている。BASEでは特に月間売店数が前年同期比81.8%増(10月分を含む)と堅調に推移し、GMVをけん引した。一方、マスクなどのコロナ関連消費が落ち着き、1ショップあたりの月間平均GMVは前四半期比で19.6%の減少となった。
累計ショップ数は107%増の120万を突破
累計ショップ開設数は9月に120万ショップを突破。今期の新規ショップ開設数は前年同期比107%増と、引き続き高い水準で増加を続けている。事業開発に関しては、ショップデザイン機能の大幅リニューアルをはじめ、商品オプション・コミュニティ・送り状データダウンロードの各機能の提供を開始。継続利用ショップの成長支援につなげた。さらに多くの経済活動パートナーをめざし、タレントの香取慎吾さんらによる新CMを12日から放映している。
PAY事業はセグメント損失7200万円
PAY事業の売上高は前年同期比39.0%増の6億3900万円、セグメント損失は7200万円(前年同期は1億300万円のセグメ ント損失)。登録加盟店数は堅調に推移し、流通総額は前年同期比42.7%増の242億6100万円と堅調だったが、オフライン事業を含む一部の既存加盟店のGMVは依然低調に推移している。
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