2020.11.05 通販支援
AIが法人からの集荷依頼を対応…ヤマト運輸、「LINE Ai Call」導入
ヤマト運輸(株)は4日、LINE(株)が提供する音声応対AIサービス「LINE AiCall」を導入し、AIオペレーターによる法人顧客からの集荷依頼への対応を9日から開始すると発表した。電話対応の待ち時間を削減し、顧客のストレスを軽減することが目的。山梨県からスタートし、来年1月中には全国に拡大する。
法人顧客に限り運用開始
ユーザーは企業に問い合わせや業務依頼をする際、電話やメール、SNSなどのチャネルを使い分けているが、電話は緊急性が高く、より迅速な対応を求めている場合が多い。一方、コールセンターでは、コロナ禍に伴う拡大防止の観点から、密を避けるために人員体制の縮小を余儀なくされている。そのため、依頼が集中する時間帯に繋がりにくい状況が発生し、呼損率が高まるなど、「早く回答が欲しい」という要望に十分応えきれていない実態がある。
ヤマト運輸では、コールセンターを利用するユーザーの満足度向上を図るため、ファーストステップとして、法人顧客の集荷依頼を対象にAIオペレーターの導入を開始し、有人対応を補完することで、オペレーターとスムーズにコミュニケーションを可能にする環境をつくる。
導入する「LINE AiCall」は、LINEのAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」が提供している
音声応対AIサービスだ。「CLOVA Speech(音声認識)」と「CLOVA Voice(音声合成)」、会話制御の仕組みを組み合わせたソリューションで、ユーザーの要望に対して自然な対話応答を実現。行政や飲食業界、カーメンテナンス業界などに導入されているという。
今夏のテスト運用では80%が「満足」
同社は7月27日~8月21日の平日、「テスト運用」として一部荷主にAIオペレーターを利用して、実際に集荷依頼をしてもらった。理解度や会話のスムーズさ、受付完了までの時間などについての総合評価は、「非常に満足」が29%、「満足」が51%。一方、「不満」は11%、「非常に不満」は2%だった。
9日に山梨からスタート、1月から全国展開
開始予定日は、9日正午から山梨県で。その後、12日から千葉県、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県で。来年1月20日から全国エリアに拡大する。
今後は個人向け展開も
同社は今回の実績をもとに、今後は個人のユーザーからの電話にもAIオペレーターが対応できるよう、システムの改良を進めていく考えを示している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
TikTok Shopとは?主要機能と日本での始め方を解説|公式認定パートナー
-
2
【モールハック】TIKTOKSHOP 意図的なバズを生む法則
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
AI画像生成でEC撮影コストを激減する実践ガイド
-
5
ネット上での調べ物×通販購入時のAI利用実態【消費者調査 2025】
ニュースランキング
-
1
【9月3日14時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
情プラ法、「ガールズちゃんねる」「note」などの4運営者を新たに指定
-
3
グルービーモバイル、「VIVIT LINK」がウェブ商談獲得ツールへ進化
-
4
特商法の改正方針まとまる、「返品特約」濫用禁止や新たな定期購入対策も(前編)
-
5
レア商品の悪質通販サイト「竜の野」「STORE専門ショップ」などに注意…消費者庁
