2020.11.02 ECモール
メルカリ1Qは黒字転換、純利益は42億8100万円に
(株)メルカリがこのほど発表した2021年6月期第1四半期(20年7~9月)連結決算は、売上高が前年同期比52.3%増の221億5600万円、営業利益は3億6400万円(前年同期は70億1000万円の営業損失)、純利益は42億8100万円(前年同期は71億1300万円の損失)となった。
2四半期連続で黒字に
コロナ禍の影響が前期第4四半期と比べて落ち着きをみせる中、売上高は高成長。営業利益も引き続き高い成長を続ける中、米国メルカリ事業(US)やモバイル決済事業「メルペイ」への投資の抑制、コスト削減などで、ともに2四半期連続で黒字となった。今期以降に関しては、成長を最優先した投資の再加速によって営業赤字になる可能性もあるとしている。
流通総額は437億円増の1706億円
グループの成長を支えるメルカリ日本事業(JP)の売上高は前年同期比33.0%増159億円、GMV(流通総額)は同34.0%の1706億円となり、437億円増加した。また、MAU(月間アクティブユーザー数)は1755万人(同21.0%増)となった。
メルカリJPでは、中長期での継続的な成長を図るため、引き続き出品の強化に取り組んでいる。また、メルカリ教室のオンライン化を本格展開するなど、新規ユーザーの獲得に注力することで新たな需要の創出に取り組んでいる。メルペイは、メルペイスマート払いなどの与信事業の拡大によって収益化の準備に取り組んでいる。利用者数は10月5日時点で800万人となり、順調に増加している。
dポイント連携は計画上回る好調
NTTドコモとの取り組みはID連携数が6月末の130万から9月末の340万へと、計画を上回るペースで好調に進捗している。連携によるGMVへのプラス効果として、dポイントを使って「メルカリ」ないで新たに購入するという好循環が生まれてきているほか、出品の促進にもつながっている。コスト面でも 支払手数料(決済手数料)の削減効果がある。
USは流通総額が倍増…手数料値上げも
一方、メルカリUSもマーケティングへの投資を加速せずに高い成長を継続。GMVは307億円(期中平均為替レート106.22円で換算)となり、前年同期比で190億円増加。MAUは400万人を超え、前年同期比71%増。CtoCマーケットプレイス「Mercari」の成長に向けて、認知度向上と新規ユーザ獲得に加え、出品および配送の最適化に取り組んでいる。
US事業は再投資のための収益基盤強化と、さらなるユーザー拡大やプロダクトの機能強化のため、10月から新規の出品に決済手数料を徴収しており、11月2日からはすべての出品に対象を広げるとしている。
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