2020.08.25 ECモール
メルカリ、マスクなどの出品禁止を継続…転売規制の解除決定後も
国が転売規制の解除方針を打ち出したマスクと消毒液の扱いについて、フリマアプリ「メルカリ」を運営する(株)メルカリは24日、新型コロナウイルスの感染状況などを考慮し、引き続き出品を一律禁止し、削除対象とする措置を延長すると発表した。
マスクや消毒用アルコール製品は安定供給へ
内閣府の消費者委員会は、20日に感染拡大に伴う品薄対策で実施していたマスクと消毒用アルコール製品の転売禁止規制を解除することを決めた。「第2波」ともいわれる現状から、再び品薄になることを不安視する声もあったが、国内生産の増加などから安定供給が見込めるとした。
国民生活安定緊急措置法に基づく政令改正を経て、29日から解除される予定。転売をめぐっては、マスクが3月15日から、消毒用アルコールは5月26日から禁止となっていた。
マスクの転売で書類送検も
しかし、転売行為はなくなったわけではなく、直近でも、兵庫県のタピオカドリンク店の経営者の男が、ドリンクと抱き合わせてマスクを高額転売していたとして、国民生活安定緊急措置法違反で略式起訴される事件(21日)があった。
消毒用アルコールでも、3万円でネット購入し、ネットオークションに出品。3人に計6万円で転売し、同法違反容疑で男が書類送検された埼玉県での事件(20日)や、愛知県でもドラッグストアで1094円の消毒液をフリマサイトに出品し、2499円で転売。同法違反の疑いで男が書類送検される事件(20日)があった。
メルカリは有識者会議を設立
メルカリは、マスクや消毒液の転売が問題になったことなどを受け、マーケットプレイスが果たすべき役割や機能について、外部の視点もとり入れた議論を行い、社会にとって必要なマーケットプレイスの姿を検討するのを目的に、「マーケットプレイスのあり方に関する有識者会議」を立ち上げ、議論を行っている。
CtoC・二次流通のマーケットプレイスの機能・役割や、コロナ禍での流通や取引など、あるべき姿とそれを実現するための原則などを議論。9月末までに素案の公開をめざしている。
■コロナ禍に伴い、メルカリで取引を禁止している商品
衛生用マスク(個人で自作したものも含む)/手指消毒液/除菌シート・スプレー類/高濃度エタノール製品/精製水/アイソレーションガウン(防護服を含む)/フェイスシールド/体温計/ハンドソープ/傷口用消毒液(医薬部外品を含む)/アルコール濃度の高い食品添加物・添加物製剤/スピリッツ・ジン・ラム・ウオッカなどアルコール濃度が高い酒類(ウイスキー・ブランデーを除く)。
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