2020.05.12 通販支援
A8のファンコミュ、1Qは減収減益…スマホ向け運用広告が苦戦
(株)ファンコミュニケーションズがこのほど発表した2020年12月期第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高が前期比10.8%減の77億8500万円、営業利益が同8.6%減の8億7100万円、純利益が同6.8%減の5億8500万円となった。
アフィリエイト広告の利益は微減
同社は、プロシューマー支援事業の枠組みを再考し、既存事業の成長と今後の事業の柱となる事業の開発を推進してきたが、検索アルゴリズムの変更などの影響により、売上高は減収。利益面では、減収に伴い売上高固定費比率が上昇して減益となった。
セグメント別では、主力サービスであるアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向CPI広告サービス「seedApp」などを提供する「CPAソリューション事業」(旧CPA型アドネットワーク事業)の売上高が、前年同期比6.6%減の56億8500万円、セグメント利益は同1.2%増の10億2900万円となった。
検索アルゴリズムの影響を受けて減収となった一方、seedAppの事業拡大および利益率が改善したことに伴い利益面では増益となった。構成比は73.0%。
スマホ向け運用広告が大幅な減益
スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」などを提供している「ADコミュニケーション事業」(旧CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業)の売上高は、同21.1%減の19億2800万円、セグメント利益は同54.1%減の1億1700万円となった。静止画広告の減速を動画広告でカバーしきれず、減収となった。構成比は24.8%。
グループ会社のシーサー(株)が運営する「Seesaaブログ」を代表とする「メディア事業」の売る上げ高は、同9.6%減の1億7100万円、セグメント損失は2400万円(前年同期はセグメント損失3900万円)となった。構成比は2.2%。
新型コロナウイルス感染拡大の影響は、インターネット広告の仕組みや広告を掲載するメディアに出ているほか、一方で、インターネットユーザーの動画視聴時間の増加や今後の通信環境のさらなる高速化などもあり、動画広告市場の成長が見込まれるとしている。
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