2020.03.10 通販支援
佐川急便、配達協力会社の社員が新型コロナ感染…営業所の業務は再開
(株)佐川急便は9日、名古屋市港区の港営業所で配達業務を行う協力会社の60歳男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。営業所の業務を停止し、業務スペースやトラックなどの消毒を実施した後、同日中に再開したが、営業所の集配業務に遅れが出る可能性があるとしている。
名古屋の港営業所で
同社によると、感染が確認された男性は7日の出社時に、励行している検温で発熱症状がみられたことから、乗務せずに医療機関を受診。8日夜に「陽性」と判明した。
消毒対応などで約半日停止
社内の濃厚接触者と思われる従業員を特定し、一時、自宅待機を指示。また、濃厚接触者と思われる顧客の調査を実施し、所轄保健所の指示に従うとしている。同営業所の全従業員にはマスクの着用の義務化とともに、出社時の検温や手洗い、うがい、アルコール消毒など感染防止対策をさらに徹底する。
JPではすでに2例の感染
新型コロナウイルスの感染拡大は、EC・通販などを介した購入商品を消費者に届ける「ラストワンマイル」の担い手にも及んできた。日本郵政(株)によると、6日に大阪市此花区の「新大阪郵便局」で、ゆうパック業務を担当する40代男性社員の感染を確認した。2日には新潟県三条市の「三条郵便局」で集配業務に従事していた40代男性社員が感染し、郵便局業務を休止していたが、6日から再開している。
配送会社の非対面対応も進む
配送業者は実際の配送業務にも、「あの手この手」の工夫を凝らしている。佐川急便は宅配便の受取時に関するサインの受領方法を一部変更。推進してきたスマートフォンによる「電子サイン」を、3月から控えている。ヤマト運輸(株)は3月いっぱい、セールスドライバーが送り先の自宅を訪ねた際、インターホンなどで希望を聞き、玄関前などに荷物を置く「非対面」の対応に応じている。
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