2020.01.27 通販会社
ワークマン、2月末で楽天市場店を閉店…注文は今月末まで
作業服・作業用品販売の(株)ワークマンはこのほど、楽天(株)が運営するネット通販サイト「楽天市場」から2月末に撤退する意向を明らかにした。楽天店舗上で公表した。自社ECサイト活用促進への誘導や、楽天による楽天市場内の「送料無料ラインの統一方針」が影響したとみる向きもある。
1月31日の16時で注文受付終了
ワークマンは2月28日に「ワークマン楽天市場店」を閉店。注文の最終受付は1月31日16時までとし、2月14日16時までに支払い(銀行振込・コンビニ支払い)が確認できない注文に関してはキャンセルとするとしている。
直近業績は純利益52%増の58億円
ワークマンは2019年10月の消費税増税後も、売上高の半分を占めるプライベードブランドについては価格を据え置くなど、業績は好調だ。19年11月発表の20年度3月期第2四半期(19年4月~9月)の決算でも、売上高にあたる営業総収入は前年比45%増の418億円、営業利益は同55%増の86億円、純利益は同52%増の58億円を計上している。
カジュアルウェア業態の「ワークマンプラス」が、女性を含む一般客の支持を得て、実店舗の出店も加速。ワークマンは、独自サイト「ワークマンオンラインストア」を持つ。3月に更新するといわれており、併せて実店舗との連携を密にする仕組みも強化する方針という。
送料無料ライン統一も影響か
楽天市場ではこれまで出店者サイドが送料を設定できたが、全店舗の買い物で総額3980円以上を購入した場合、送料を無料にする「送料無料ライン」の導入を決めている。適用されれば全店そろっての対応が迫られるため、出店者側のコスト負担が懸念されている。
送料無料ラインの導入には抗議の姿勢を示す向きもある。任意団体「楽天ユニオン」は、22日に「送料無料化」に反対する署名とともに、公正取引委員会に意見書を提出する動きもみせている。
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