2020.01.09 通販会社
「花粉」表示で初、キューピーが機能性表示食品『ディアレ』発売
キユーピー(株)は8日、花粉やホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能性表示食品のサプリメント『ディアレ』を24日から通信販売を始めるとともに、酢酸菌原料の供給ビジネスに着手すると発表した。 『ディアレ』は9日から予約を受け付ける。
酢酸菌GK-1が花粉などの不快感を低減
『ディアレ』は酢酸菌 GK-1とGABA を配合したサプリメントだ。酢酸菌 GK-1 は花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されているという。鼻の不快感の原因物質として「花粉」の表示が認められた機能性表示食品は『ディアレ』が初となる。
酢酸菌は、お酢を作るときに欠かせない存在で、アルコールからお酢の成分である酢酸を作る菌の総称。通常は、お酢の製造中にろ過されて取り除かれてしまう。キユーピーはマヨネーズなどの原料の食酢を、グループ会社のキユーピー醸造(株)で製造していることから、 酢酸菌そのものの研究開発も進めてきた。
酢酸菌に酢作り以外の可能性を求めて研究開始
2016年、酢酸菌にはお酢作り以外に可能性があることを突き止め、社内公募制度の採択テーマ第1号商品として、酢酸菌酵素を配合したサプリメント『よいとき』を発売。新発売する『ディアレ』は、17年度の採択テーマとして開発を進めてきた案件で、同じ酢酸菌をテーマにしながら、『よいとき』とは異なる切り口で健康に寄与する商品化をめざしてきたという。
鼻の不快感を覚える人は、日本のみならず欧米を中心に増加している。キユーピーは、より多くの人々の健康的な生活に貢献したいという思いから、自社商品にとどまらず、さまざまな形態で酢酸菌を摂取できる状態にしていきたいと考え、特に相乗効果が期待される乳酸菌商品を扱う企業への原料供給など、新たな展開も視野に入れている。
酢酸菌に高いポテンシャル
キューピーは、酢酸菌の原料としての可能性について3点を挙げている。(1)機能性表示食品制度に対応した酢酸菌GK-1の供給が可能、(2)加工適性が高い(耐熱性、ほぼ無味無臭、死菌のため製造ラインの汚染防止)、(3)乳酸菌との相乗効果の期待(学術データあり) 。
新発売の『ディアレ』は、7日分14粒が税込1080円、30日分60粒が同3780円。賞味期間はいずれも36か月。酢酸菌 GK-1 と、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されているGABAを配合しているのが商品特徴だ。キユーピーグループの通販サイト「キユーピーアヲハタネットショップ」を中心に、9日から予約受付を開始し、24日から出荷。販売目標は1億円(小売ベース/年間換算)としている。
■「キユーピーアヲハタネットショップ」
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