2020.01.07 調査・統計
バレンタイン、ECでのチョコ調達意欲は実店舗の1/6
(株)髙島屋と、共通ポイントサービス「Ponta」を運営する(株)ロイヤリティ マーケティングが6日に共同発表した「バレンタインデーに関する調査」によると、チョコレートを渡す目的は「好意や思い、感謝を伝える」が最多ではあるが、女性はチョコレートという商品を活用して積極的にイベントを楽しんでいる風潮もみられ、変化と多様さが目立つ結果となった。また、バレンタインのチョコレートの調達場は百貨店・デパート/スーパーが圧倒的に多く、ECでの調達意欲は実店舗と比較すると1/6にとどまった。
渡す相手は6割が「パートナー」
調査は20~60代の男女を均等に計3000人を対象に行った。それによると、バレンタインにチョコレートを「準備する」のは、女性が61.5%、男性が15.7%。 個数は未婚・既婚を問わず2~5個が最多で62.4%。未婚者は「1個」の割合が既婚者より5.3ポイント高かった。渡す相手は、男女とも約6割が「配偶者(パートナー)・恋人」に。
そんなバレンタインデーだが、全体の24.9%が持つイメージは「無くてもよい日」。とはいえ、意識する日には違いなく、女性にとっては「チョコレートの祭典」(26.5%)、「コミュニケーションの場」(19.6%)、「家族とコミュニケーションをとる日」(16.5%)の思いが男性より高かった。
割合は決して多くはないものの、男性が「ドキドキする日」「落ち着かない日」とイメージするのは、いかにもバレンタインデーらしい? そんな男性がいるように、女性が「思いを伝える」ために贈るとしたトップは「片思いの相手」(43.6%)だった。
近年は、職場関係者や友人へ「感謝の気持ちを伝える」「自分へのご褒美として」といった購入目的も目立っており、さらに、「自分用」という例も少なくなく、女性(29.1%)だけでなく、男性 (25.5%)も高い傾向が見られるようになってきている。
買い場はリアルの百貨店が圧倒的
同調査では、バレンタインのチョコレートの購入場所についても調べた(複数回答可)。全体では「【実店舗】百貨店・デパート」での購入を考える人が49.8%と最も多かった。女性に関しては、「【実店舗】百貨店」で買う人が約6割と圧倒的な支持を得ていた。
オンライン(EC)での購入意欲を見ると、百貨店・デパートを抑えて「チョコレート専門店」での購入意欲が男女ともに高い結果となった。ただ、全体でみるとオンラインでバレンタインのチョコレートを購入しようという人は、実店舗と比べると約1/6にとどまった。
髙島屋はチョコのEC売上も伸長
髙島屋の洋菓子担当バイヤーによると、バレンタイン市場は飽和状態とも言われているが、店頭のバレンタイン催事、オンラインストアともに売上を伸ばしている。中でも、人気パティシエの「限定品」や、見た目もかわいいフォトジェニックなものなど、年に1度、この時期しか楽しめないチョコレートなどは毎年人気が高く、好評だ。
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