2019.12.03 調査・統計
生活者にビューティテックアプリが浸透、商品購入の決め手に
(株)アイスタイルはこのほど、15歳以上の@cosmeメンバー1万人を対象に、自社のビューティテック(ビューティ×テクノロジー)の利用に関する「ビューティテック度(BT度)調査」を実
施した。2018年に続く調査で、ビューティテック関連のアプリが浸透し始めていた。
AR・AIの活用で生まれた美容製品・サービスが人気
ビューティテックは、テクノロジーが生み出す新たな美容製品・サービスだ。AR(仮想現実)技術を使い、ユーザーがファンデーションやリップを仮想で試したり、AI(人工知能)技術を使ってユーザーの好みや肌状態に合わせて、よりパーソナルな製品を紹介してくれる。
「そんな新しい製品・サービスは、どんな人たちにどれぐらい利用されているのか」。実態を知ろうと同社は18年にユーザーのビューティ度とテック度を数値化し、「BT度」という指標を作った。
BT度は、ビューティ・テクノロジー、それぞれに対する姿勢を各7項目用意し、それぞれの項目にスコアを付与し、合計した。ビューティ度 Low(7~24点)、Mid(25~31点)、High(32~35点)、テック度 Low(7~15点)、Mid (16~25点)、High(26~35点、うちSuper High(32~35点))とし、この2つをかけ合わせて、BT度とした。
ビューティ度・テック度が高い層は、ビューティテックアプリが商品購入の決め手に
ビューティ度も高く、テック度も高い層をHHセグメント、どちらも中程度の層はMMセグメントというように9つに分けているが、HHのうち、テック度が突出して高い層をHSHセグメントとしている。BT度が高いHHは7%、HSHは2%。この人たちは、ビューティテックアプリの認知や使用も高く、商品やサービスに関する相談を多く受け、クチコミの発信源ともなる人たちだ。
18年の調査と比べると、BT度の高い人は微増。BT度が高くなればなるほど、商品やサービスを購入する際には、クチコミでの評価を気にするだけでなく、ビューティテックアプリが購入決定にも影響を及ぼしている。特にHHでは、67%がサービス購入の決め手に「非常になる」と回答している。
18年の調査では、ビューティテック関連のアプリは、一般ユーザーにはほとんど浸透していなかった。しかし、今回の調査では、ヘルスケア・ファッションを含むビューティテック関連アプリが、一般にも普及し始めていることが明らかになった。
認知率1位は「ルナルナ」で74%
認知率では、ルナルナが74%、LIPSが47%、ワタシプラス カラーシミュレーションが44%、FiNCが20%と、全体での認知率が大きくアップ。ルナルナは、各セグメントで7割以上の認知率で、使用率も全体で28%、HHセグメントで36%と高い数字を示していた。
LIPSの認知度は、全体で昨年度の23%から47%へ拡大。特に、HHセグメントで66%強の認知率で、MMセグメントでも53%の認知率となった。FiNCもHHセグメントで大きく認知度を伸ばし、HHで32%を超える認知率、HHで13%の使用率となった。
アイスタイルが運営する@cosmeの公式通販サイト「@cosme shopping」で3日、24時間限定のコスメ祭り『@cosme Beauty Day』が催される。昨年に続いて2回目となる今年はアイテム約200、提供ブランド数約400と大幅にパワーアップするという。
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