2019.10.21 通販会社
三陽商会のオーダースーツブランド、初月で計画比147%の売り上げに
(株)三陽商会は、9月に発売した初のパーソナルオーダースーツブランド『STORY & THE STUDY』(ストーリー アンド ザ スタディー)の初月売上(受注ベース)が、計画比147%に達したことを明らかにした。最先端のデジタルテクノロジーを活用した「オーダースーツEC」は、消費税率引き上げ後の10月も順調な受注が続いているという。

購買単価は予測の1.3倍に、ウィメンズスーツの需要も高く
同社によると、顧客は30~40代が中心。購買客数は予測の約15%増となり、購買単価は同じく約30%の増となった。ウィメンズスーツの需要も高く、全体の約20%を占めたという。女性ではボトムスを色違いで2点買いするケースもあり、女性のビジネス需要が高まっていることも好調要因の一つとみている。
同時に、新たに採用した体型や姿勢の特徴を解析する「3D解析ツール」への関心が高く、この3D解析が来店促進にも繋がっていると分析。体型の数値の「見える化」が好評だ。
3D解析ツールは、肩や腰のバランスや傾斜にフォーカスし、体型と姿勢の特徴を立体的に解析することで、単純な測定方法だけでは実現できないフィット感を提供。スーツの補正情報はWebで共有でき、リアルな仕上がりイメージをタブレット上で確認することが可能。初回は店舗での採寸が必要となるが、2着目以降はECだけで購入できる。
ブランド売り上げは23年に25億円目指す
『STORY & THE STUDY』のブランド事業は、体型把握の解析をはじめ、フロアの空間設計から接客ツールまで、複数の専門チームと共同開発するオープンイノベーション型で進行。9月にリニューアルオープンした三陽銀座タワー内に1号店を出店し、2023年までのブランド全体の売上目標は25億円を掲げている。
実店舗で採寸→引き渡し、2着目以降はECで完結
オーダーは、(1)WEB予約で店舗へ(2)スタイル・生地・オプションを選択:メンズはスーツ4、ウィメンズはジャケット3、ボトムス5、ワンピース1スタイルから選択。生地の選択肢は約2000色(3)採寸:フィッターによる採寸に加え、3D解析をとり入れることで、体の曲線や傾きを正確に把握し、無駄な皺のないより体型に合ったスーツを仕立てることができる(4)完成:注文から最短2週間で引き渡し。2着目以降はWEBで注文も可能。
同社は、パーソナルオーダースーツをもっと楽しんでもらいたいと、素材やカスタマイズといった切り口で、顧客イベントを定期的に開催する計画を持ち、『STORY & THE STUDY』を通じた「プレミアムスーツコミュニティー」をめざしている。ウィメンズでは、ワンピースパターンの拡充など、ビジネス用途以外にもオーダーを楽しめるメニューを20年に向け企画中という。
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