2019.10.11 通販会社
ファストリ19年8月期、売上高7.5%増…国内外ともにECは約30%増
(株)ユニクロを運営する(株)ファーストリテイリングが10日発表した2019年8月期(18年9月~19年8月)決算は、売上収益が前年同期比7.5%増の2兆2905億4800万円、営業利益は同9.1%増の2576億3600万円、当期利益は同5.0%の1625億7800万円となった。いずれも過去最高を更新した。

国内ユニクロ事業のEC売上高は32%増の832億円に
国内ユニクロ事業の売上収益は8729億円(前期比0.9%増)、営業利益は1024億円(同13.9%減)と増収減益。Eコマースを含む通期の既存店売上高は、同1.0%増だった。
暖冬の影響で上期は苦戦したが、下期は夏物商品の販売が好調だった。
Eコマース売上高は832億円、同32.0%増と大幅増収を達成。売上構成比は、前期の7.3%から9.5%へ上昇した。
売上総利益率は、暖冬の影響や春夏商品の早期の在庫処分により低下したが、8月末の在庫水準は大幅に縮小。売上高販管費率は、上期は在庫の増加やEコマース販売の拡大により、物流費比率が上昇。下期はICタグ(RFID)の活用による業務の効率化で、人件費比率や委託費比率が低下した。
海外ユニクロ事業のEコマース売上高も約30%増に
海外ユニクロ事業では、売上収益が1兆260億円(同14・5%増)で、初めて1兆円を突破。営業利益は1389億円(同16・8%増)と増収増益だった。売上高の約半分を中国や香港、台湾で占め、韓国は減収減益となった。Eコマース売上高は同約30%増と好調だった。
ジーユー事業は、売上収益が2387億円で前期比12.7%増、営業利益は281億円で同139.2%増と、過去最高の業績を達成した。
好調な業績を受け、20年8月期の連結業績も、売上収益2兆4000億円(前期比4.8%増)、営業利益2750億円(同6.7%増)、当期利益1750億円(同7.6%増)と、過去最高の業績達成を予想している。
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