2019.08.23 ECモール
ラクマが7周年、ファッショントレンドに大きな変化も
楽天(株)が運営するフリマアプリ「ラクマ」は21日、サービス開始から7年を迎えたのを機に、年度別・都道府県別の売れ筋ブランドから見る「取引トレンドの変遷」をまとめた。取引を振り返ると、ファッショントレンドの変化が大きく影響しているのが顕著だという。

日本初のフリマアプリ誕生から7年
不用になったものを、次に必要とする人へつなぐプラットフォームとして、新しい消費の価値を生み出すことをめざしているラクマ。2012年に誕生した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天の「旧ラクマ」が18年にサービス統合し、現在のラクマとなった。
同年には、ラクマの売上金を「楽天キャッシュ」にチャージ可能となり、「楽天ペイ(アプリ)」を使ってコンビニなどでの買い物の決済でも使えるようになったほか、新潟市に初の地方拠点を開設。販売手数料の安さなどを強みに、19年7月には2000万ダウンロードを突破した。
サービス開始から7年間の「売れ筋ブランド」は?
2012年は「INGNI」や「LOWRYS FARM」「dazzlin」など、若い女性の人気ブランドがっトップにランクイン。13年に初めて3位に入った「snidel」は、14~16年まで常に売れ筋1位に君臨し、ラクマユーザーに圧倒的な人気を誇ってきた。

15年に初めて「ZARA」が3位にランクイン。その後、17年までTOP3をキープしてきた。また、17年には「UNIQLO」が3位にランクインしており、ファストファッションの人気がフリマアプリでの取引に影響していることが分かる。
18年には、「NIKE」や「Supreme」などのストリート系ブランドが台頭。背景には「フリル」と「旧ラクマ」のサービス統合により、メンズブランドの取引数が増えたことに加え、ストリート系ファッションの人気が年々高くなっていることが影響している。
ファッションブランドが多くランクインしており、ファッショントレンドの変化がラクマの取引に大きく影響していることが分かるという。

都道府県別の売れ筋ブランドに地域特性も
全国的に「NIKE」「Supreme」や「UNIQLO」が人気を誇るなか、次の都道府県はちょっと違う、ユニークな特徴が明らかになった。
兵庫県=子供服ブランド「familiar」が堂々の第1位。「familiar」の本社が同県にあり、身近 なブランドとして、県在住のラクマユーザーにも人気。
広島県=「広島東洋カープ」が第2位。応援のためのグッズや、キャップ、ユニフォーム、オリジナルグッズなどが多く購入されている。香川県=2位に「Nintendo Switch」、3位に「PlayStation 4」と、ゲーム機が揃ってランクイン。ちなみに1位は「NIKE」。ラクマの香川県民ユーザーはゲーム好きが多い?
高知県=韓国アイドルグループの「防弾少年団(BTS)」が3位にランクイン。CDやDVDなどのグッズや、ライブのうちわ、限定グッズなどが人気だ。
日本初のフリマアプリ「フリル」をつくった堀井翔太さんは、「7年」を振り返って、「現在では、フリマアプリ自体がスマートフォンのアプリを代表する代名詞として定着し、不用となったモノを捨てずに、売って次の購買体験に繋げるといった消費の価値観をも変化させたと思います。今後、ますます大きく成長を続けるであろうフリマアプリ市場の中、ユーザーに対してラクマがどのような価値を提供していくのか楽しみにしています」とコメントしている。
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