2019.08.15 マーケティング
アフィリエイト広告「A8」のファンコミュ、2Qも減収減益
(株)ファンコミュニケーションズがこのほど発表した2019年12月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比3.3%減の177億9500万円、営業利益が同13.4%減の19億7300万円、純利益は同20.5%減の12億9000万円となった。

検索アルゴリズムの変更などでA8が苦戦
同社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、引き続き、ITP(Safariブラウザ上でのCookie利用制限)への継続的対応や、成長が見込まれる動画広告市場への取り組みを進めた。しかし、検索アルゴリズムの変更などの影響は避けられず、売上高は減収。利益面においても、パートナーサイトの広告枠の確保などにより利益率が悪化し、減益となった。
セグメント別では、「CPA型アドネットワーク事業」の売上高が前年同期比3.3%減の126億2300万円、控除前の営業利益は同9.3%減の21億9000万円となった。主力サービスとして、アフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」や、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp(シードアップ)」を展開。seedAppはブランドセーフティを意識した広告主からの引き合いが多く拡大したが、A8.netはITPや検索アルゴリズムの変更に加え、「adcrops(アドクロップス)」の事業撤退などが影響した。これらで売上高は減少、利益面でもパートナーサイトの広告枠を確保するコストが上昇したことなどで減益となった。
「CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業」の売上高は同3.7%減の47億7900万円、控除前の営業利益は同2.2%減の4億4700万円だった。主力サービスはスマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」、リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」など。動画広告は伸張したものの、ITOPの影響によってCookieをベースにしたターゲティング広告の鈍化や、オーバーレイ広告の配信停止の影響を受け、売上高は伸び悩んだ。利益面では動画広告の比率が高まっているものの、利益率は静止画広告よりも低水準で推移しており減益となった。
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