2018.12.10 調査・統計
17年のオーガニック化粧品市場、4.9%増の1297億円に
矢野経が国内自然派・オーガニック化粧品の市場調査を発表
(株)矢野経済研究所が7日発表した17年度の国内自然派・オーガニック化粧品市場は、前年度比4.9%増となる1297億円となった。
同調査は、自然派・オーガニック化粧品メーカー、小売店、関連団体などを対象に、同社専門研究員による直接面談、電話・Eメールなどによるヒアリング調査、文献調査などを併用して実施したもの。調査期間は18年6月~11月。
17年度の自然派・オーガニック化粧品国内市場規模は、化粧品に対する安全・安心の高まりや、エコ(Ecology)・ロハス(LOHAS)などのライフスタイルを志向する消費者の増加、敏感肌を自覚する女性の増加などを背景に、ブランドメーカー出荷金額ベースで前年度比4.9%増の1297億円に達した。さらに一般の化粧品に求められる機能性の付加により訴求力が高まっていること、取扱店舗の増加やECサイトでの展開など消費者との接点が増えていることなどから、同市場は拡大を続けている。
オーガニック指標ガイドライン制定が追い風に
また、今期のトピックとして、日本化粧品工業連合会が18年4月に「化粧品の自然・オーガニック指数表示に関する業界ガイドライン」を制定したことを挙げた。同ガイドラインは「ISO 16128」に基づく化粧品の自然及びオーガニックに関する表示基準を示したもので、自然・オーガニックを訴求した化粧品について消費者に分かりやすく情報提供することを目指している。
18年度の自然派・オーガニック化粧品国内市場規模は、ブランドメーカー出荷金額ベースで前年度比4.1%増の1350億円と予測。今後も市場規模は拡大し、22年度までは前年度比3%~4%台の成長を維持すると予想している。
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