2018.07.30 通販会社
千趣会2Q、カタログ・人員などコスト削減図るも11億円の赤字
(株)千趣会が26日発表した18年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比9.5%減の571億9900万円、営業損失が11億3800万円(前年同期は12億4800万円の営業損失)、純損失が11億5300万円(同62億800万円の純損失)となった。
赤字幅縮小も営業損失11億3800万円、純損失11億5300万円
通販事業の売上高は14.1%減の447億7900万円
第2四半期連結累計期間の売上高は、通信販売事業の不振により売上が減少。利益面では、販売費および一般管理費で全般的にコスト削減を図ったが、売上高減少に伴う売上総利益の減少や、バーゲンなどの売上原価率上昇により黒字転換となった。
カタログおよびインターネットを中心とする通信販売事業の売上高は、前年同期比14.1%減となる447億7900万円を計上。このうちネット受注件数比率は85.1%で、スマートフォン売上シェアはネット売上の58.9%と、前年同期より5.3%増加した。
ジャンル別では、衣料品がアウターの型数削減により13.3%減少、インテリアが家具/収納/ファブリック関連の不振により23.6%減少となった。一方、食品が子会社のフィールライフ・ベルネージュダイレクトの売上増により35.7%増となった。
販管費は37億6000万円削減
利益面では、カタログ発行部数を2247万部と前年同期から809万減らしたほか、ページ数の減少を試みたことにより13億200万円を削減。さらに人員減少により人件費を9億9100万円、そのほかコスト見直しにより各費用を11億3100万円削減し、販管費を前年同期より37億6000万円削減したものの、16億2600万円の営業損失となった(前年同期は16億1000万円の営業損失)。
同社では、これらの業績を踏まえ、今年2月8日に公表した18年12月期(18年1月~12月)の業績予想を下方に修正。前回予想との比較で、売上高は4%減の1240億円、営業利益は81.3%減の3億円、経常利益は78.9%減の4億円、四半期純利益は85.7%減の2億円とした。
修正の理由については、売上高はEC強化のための新たな販促施策の遅れによる集客減少、またそれに伴うインテリアの不振や、衣料品での看板商品の在庫切れなどの発生、利益面は売上高減少に伴う利益率の減少、バーゲンなどによる売上原価率上昇を、それぞれ理由として挙げている。
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