2018.05.25 ECモール
デジタルサイネージとスマホで新しい買い物体験を提供…楽天技研
楽天(株)は23日、(株)ビームスとのコラボによるO2O企画「Rakuten meets BEAMS JAPAN」を、新宿の店舗「BEAMS JAPAN」で展開を開始した。店内では、ビームスのバイヤーらが楽天市場で販売されている商品をセレクトして展示しているほか、楽天技術研究所の開発したシステムによる巨大デジタルサイネージ(電子掲示板)とスマートフォンを組み合わせた新しい買い物体験もお披露目となった。
ビームスのスタッフが商品セレクトしROOM開設…動画も用意
同企画は、楽天技研によるデジタルサイネージ技術と楽天のショッピングSNS「ROOM」、楽天ペイを活用し、新たな買い物体験を提供している。
展示企画は「BEAMS JAPAN」エントランス入ってすぐのスペースで実施。バイヤーなどビームスのスタッフがセレクトした、楽天市場のお気に入り商品を展示している。16人のスタッフはそれぞれROOMにページを用意。スタッフ自らが商品画像や商品説明動画を撮影し、公開している。
スマホがサイネージのコントローラーに…「WallSHOP」を新提案
巨大デジタルサイネージ上には、ビームスのスタッフがセレクトした商品画像を表示。ユーザーは自身のスマホを、デジタルサイネージ上のカーソルのコントローラーにして買い物体験が楽しめる。
ユーザーは専用のQRコードから専用ページにアクセスすると、デジタルサイネージ上のカーソルをコントロールできるようになる。商品を選択すると、スマホでROOMの商品詳細ページにジャンプ。ウェブ上での買い物ができるようになる。操作に専用のアプリなどは不要で、デジタルサイネージでは複数のユーザーが同時に操作できるようになっている。楽天では同取り組みを「WallSHOP(ウォールショップ)」とネーミングした。
楽天技研のリアリティドメイングループComputer Vision & Interactionサイエンティストの牟田将史氏によると、「大きな鉄道駅などにあるようなタッチパネル式のデジタルサイネージは、一人が画面を操作していると他の人は楽しむことができない。また、人目が気になって使ってみることができないという人も少なくないと思う。ユーザーが自分で持っているスマホを使って操作できるので利用のハードルは低いはず」と話す。
「商品の販売ページに誘導できるのは、今までにないユニークな広告の形であり、新しいネットショッピングの買い物体験が提供できる」(牟田氏)とした。
「WallSHOP」は二子玉川にある楽天本社にも設置している。デジタルサイネージとスマホを連動させる取り組みはそのほかにも行っている。野球場のデジタルサイネージを活用し、東北楽天イーグルスの試合の合間に観客参加型のゲームを実施する取り組みも行ったという。
ビームス「楽天ペイを全国のショップに順次導入したい」
BEAMS JAPANでは楽天ペイも導入した。ビームスでは「楽天ペイを導入することによって、『楽天ペイ』が使えるならビームスのお店に行ってみようかな、というユーザーが増えることを期待している。新宿のBEAMSJAPANでの導入を皮切りに、全国の店舗にも順次導入していきたい」とコメントしている。
会場にはそのほか、お買い物パンダのフォトスポットも用意した。
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