2018.05.01 ECモール
ヤフー、21期連続増収…EC国内流通額が2兆円を突破
ヤフー(株)が4月27日発表した2018年3月期連結決算は、売上収益が前期比5.1%増の8971億8500万円、営業利益が同3.2%減の1858億1000万円、純利益は同4%減の1311億5300万円となり、サービス開始以来、21期連続で増収となった。Eコマース国内流通額は、同5.9%増の2兆1000億円となり、初めて2兆円を突破した。
18年度はEC取扱高でトップへ
広告関連売上やアスクルグループの売上増で増収となったが、Eコマース取扱高の最大化に向けた販促活動や、データドリブン化などに向けた投資により、減収となった。
Eコマース事業は、売上収益が同6.3%増の5965億円、営業利益は同4.4%増の752億円だった。「Yahoo!ショッピング」の広告売上収益が増加したことや、アスクルグループの売上増、顧客数の大幅増やソフトバンクのスマートフォン利用者に向けたTポイント還元策などが奏功したことで、売上収益が増加した。また、アスクルが(株)チャームを連結子会社化したことなどで、チャームの取扱高が同31.1%増となった。
Eコマース国内流通額は、同5.9%増の2兆1000億円となった。このうち、スマホ経由の流通総額は52.9%だった。「Yahoo!ショッピング」、「LOHACO」、チャームの取扱高を含むショッピング事業取扱高は、前年度比31%増の6276億円と、大幅に伸長した。
「Yahoo!プレミアム」会員ID数は、前年度末との比較で1.6倍となった。「Yahoo!ショッピング」取扱高のうち、「Yahoo!プレミアム」会員が72%を占めた。ショッピング広告売上収益は、2013年度との比較で7倍となる255億円に拡大した。クレジット有効会員数は、「Yahoo!JAPANカード」が発行した14年度との比較で8倍となる468万人となった。クレジット取扱高は、14年度の15倍にあたる9546億円に急増している。
2018年度は、グループサービスの連携を強化し、Eコマース(物販)取扱高・インターネット広告売上収益・モバイルペイメント取扱高の3つの領域でトップとなることを目指す。次期の見通しでは、「Yahoo!ショッピング」での広告や決済関連サービスなどの売上収益が増加すると予測。Eコマース(物販)取扱高とEコマース全体の売上収益が前年度を上回ると見込んでいる。
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