2017.12.22 通販支援
SIAが「悪質ECホットライン」開設、なりすましの被害防止へ
(一社)セーファーインターネット協会(SIA)は21日、悪質ECサイトの通報窓口「悪質ECサイトホットライン」を開設し、通報の受付を開始した。通報された情報は(一社)日本サイバー犯罪対策センター(JC3)に提供され、悪質ECサイト被害防止施策に役立てる。
悪質ECサイト撲滅に向け、対応策を提供
通報の際は、「悪質ECサイトホットライン」に設置された既定のフォームに「対象のURL」「悪質ECサイトと思った理由」「その他意見」などを記入して送信。送信された情報はJC3に集積される。JC3では集めた情報をもとに独自に分析を行い、悪質ECサイト撲滅に向けた手口の全容解明に役立てるほか、より具体的な悪質ECサイト被害防止施策に活用される。また、基準に該当するものについては、フィルタリング事業者・セキュリティ事業者などにも提供される。
SIAでは14年に設立した「なりすましECサイト対策協議会」の活動を通じ、なりすましECサイトの被害実態の調査や対応マニュアルの提供など、EC事業者向けの支援に取り組んできた。また、JC3では16年からeコマース分野における不正対策として、詐欺やフィッシングなどを行う悪質なECサイトの手口の解析や、被害削減のための情報共有などに取り組んでいる。しかし、これまでの被害防止対策では、なりすまし被害を受けたEC事業者や消費者に向けた注意喚起が中心で、悪質ECサイトそのものへの対抗策は限定されていた。
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