2017.11.01 通販会社
ワコールQ2、国内不振で減収減益…海外事業は好調に推移
(株)ワコールホールディングスが10月31日発表した2018年3月期第2四半期(4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比0.4%減の1019億7600万円、営業利益が同28%増の100億9200万円、純利益が同19.2%減の74億3700万円だった。
カタログ通販の不振で国内は苦戦・海外は好調
ワコール事業(国内)は、売上高が同1.9%減の604億2700万円、営業利益が同23.3%増の58億2100万円となった。快適性を訴求したブラジャー『GOCOCi(ゴコチ)』が大きく伸びたほか、東京・大阪圏での百貨店ではインバウンド需要により大きく売上を拡大。その一方で、「ウイング」ブランドの販売キャンペーンが不調だったこと、店舗閉鎖や在庫抑制の影響を受けたことなどにより卸売事業を中心とした売上高は、前年同期に比べて2%の減少となった。
また、WEB販売事業部(旧称・通信販売事業部)の売上高は、ウェブストア事業では夏のクリアランスセールの成功により購入客数が同17%増加した。その一方で、カタログ事業では夏号・秋号ともに購買単価が下がったことから、事業部全体では同1%の増加にとどまった。
ワコール事業(海外)は、売上高が同7.9%増の277億4400万円、営業利益は同50.5%増の35億6900万円となった。このうちワコールインターナショナル(米国)の売上高は、自社EC・他社ECを通じた販売が高伸長を続けたことなどにより、同8%増だった。ワコールヨーロッパの売上高は、小売店向け(B2B)サイトのサービス拡充に伴い、英国・北欧・ドイツの主要取引先からの受注が堅調に推移した。
中国ワコールの売上高は、主要百貨店で春節・婦人節・母親節といった需要期に特設売場を開設したことにより購買客数が増加したほか、他社ECを通じた販路の拡大などが寄与し、同9%の増加となった。
ピーチ・ジョン事業は、売上高が同3%減の55億5900万円、営業利益は同22.7%増の3億9400万円だった。このうち国内では、外販事業で他社ECとの取り組みを強化したことにより同12%増となった。通販事業では送料無料となる最低購入金額を見直したことで購買単価が上昇したものの、自社ECへの訪問客数の減少が続き、全体では大きく落ち込む結果となった。
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