2017.10.31 通販会社
ZOZOTOWN送料、一律200円に…「送料自由」は終了
(株)スタートトゥデイは30日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で試験的に実施していた購入者が自由に送料を設定できる「送料自由」を31日で終了し、11月1日から送料を「一律200円」にすると発表した。
「送料自由」「送料無料」は廃止
「送料自由」の試験では、送料の平均が96円(税込)で、送料0円を選択して注文した人の割合は43%だった。同社は「『送料無料が当たり前』という認識と『送料は有料であり、相当の負担をして当然』という考え方が約半数だった」とした。また、同社に寄せられた意見では、ユーザーは平均で100程度の送料を希望していた。
同社では「送料は本来無料ではなく有料であるということを社会的認知として広げる」という目的を含め、購入総額に関係なく「送料無料」を廃止し、すべての注文で一律200円の送料を設定した。また、ユーザーが希望する「送料100円程度」に送料を近づけるため、物流全般の効率化・効率化など、企業努力を継続する、としている。
同社は今月1日からユーザーが配送料金を0円~3000円の範囲で自由に設定できる「送料自由」を試験的に開始。9月までの基本送料は399円(税込)で、4999円(税込)以上購入した場合に限り送料無料としていた。
0円が選択できる「送料自由」と比較すると、送料が値上げしたようにも感じるが、実際は200円程度、送料を値下げしている。ただ、「送料無料」も廃止しているため、「送料無料を希望する人」と「送料負担も当然と考える人」が半数程度であれば、送料無料がなくなったことで得られる送料で、値下げ分の負担をカバーできる可能性もある。同社の送料値下げが、今後の業績にどのような影響を与えるのかにも、注目が集まる。
(山本剛資)
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