2014.05.01 調査・統計
14年スキンケア市場、0.5%増の1兆184億円に
富士経済が4月30日に発表した「スキンケア9品目・フレグランス5品目の国内化粧品市場調査」によると、2013年のスキンケア市場は1兆129億円だった。
大手メーカーの独自美白有効成分配合製品の回収が発表された7月以降、美白を訴求した商品だけでなくスキンケア全般への影響が懸念されたが、オールインワンや美容液が好調だったため拡大を維持した。14年は前年比0.5%増の1兆184億円となる見込み。
13年のオールインワン市場は558億円。競合激化を背景に機能強化が進んだことで低価格志向層にとどまらない幅広い需要を取り込んだ。今後も市場は拡大するとみられ、2014年には同11.1%増の620億円を見込んでいる。
13年の美容液市場は1976億円。外資系高価格帯メーカーや制度品系カウンセリングメーカーの積極的な販促で新規需要を取り込み、ヒット商品が多くみられたことでスキンケア市場の底上げに貢献した。今後も成長を続け14年には同1.5%増の753億円となる見込み。なおブースターは今後も商品の投入が期待され、2014年に同8.7%増の225億円となる見込みだ。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
紅麹問題でサプリメント市場が前年同期比18%減に
-
2
オンラインカジノへの参加は違法…東京都が注意喚起
-
3
特商法の執行 2023年度に通販分野の注意喚起が約1600件
-
4
サイバーエージェント2Q インターネット広告事業の売上高が過去最高を更新
-
5
機能性表示食品検討会 業界団体・消費者団体からヒアリング…被害情報の報告義務化やGMPによる品質管理など要望