2019.08.26 行政情報
経産省、「キャッシュレス・消費者還元事業」準備状況を公表
経済産業省は23日付で、「キャッシュレス・消費者還元事業」の準備状況をまとめた。それによると、登録決済事業者は全国775社、加盟店登録申請は同約43万件。同省は、10月1日からの事業開始に向け、決済事業者に協力を要請し、迅速な審査に努めているとし、システム接続テストやセキュリティー対策評価の実施や、消費者向け広報を本格化に向けて事業準備を進めているという。

キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)は、10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援するもの。
「ECサイト」ではアマゾンジャパン、ヤフー、楽天などが登録
「決済事業者」の登録受付を始めたのは4月。現時点の登録決済事業者は775社となっている。主な決済事業者は、「ECサイト」ではアマゾンジャパン、ヤフー、楽天などをはじめ、「コンビニエンスストア」ではセブン・イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンなど。「QRコード」では、EC領域への進出が著しいLINEPay、PayPay、メルペイ、楽天ペイを始め、Origami Pay、NTTドコモ、などが名を連ねている。
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「電子マネー」の交通系はPASMO、Suica、交通系以外ではセブン・カードサービス、イオンリテール、楽天Edyなど。「クレジットカード」はイオンフィナンシャルサービス、オリエントコーポレーション、クレディセゾン、ジェーシービー、ジャックス、トヨタファイナンス、三菱UFJニコス、三井住友カード、ユーシーカード、楽天カードなどとなっている
登録申請数は全国で約43万件、審査通過は20万件に
「加盟店」の登録受付は5月中旬から始め、現時点での登録申請数は全国約43万件、審査を通過した加盟店は21日時点で同約20万件となっている。審査体制を増強し、審査の迅速化に取り組んでいるが、決済事業者による各加盟店の必要情報(契約情報や端末情報など)の入力遅れなどにより、一部審査に遅れが発生している。同省は各決済事業者に対し、「速やかな対応を要請しているところ」としている。
同省は9月第2週までに、各決済事業者での必要なシステム接続テストを実施し、その後、決済事業者と事務局間でのシステム疎通テストを終える計画で、決済事業者にはシステム接続テストについて速やかな対応を要請している現状という。また、10月1日の事業開始に向け、各登録決済事業者のセキュリティ対策について第三者による評価を実施する。「セキュリティー対策は新たな不正の可能性を見据えながら、現状の対策の実効性を絶えず見直すことが重要」とし、引き続き、各登録決済事業者に不断のセキュリティーレベルの向上に努めるよう働きかけていく考えだ。
同時に消費者向けの広報スケジュールについては、8月末に対象店舗に対してポスターなどの消費者向け店頭用広報キットの発送を開始。対象となる決済手段一覧をホームページへ公表する。9月中旬には、対象店舗を検索するための地図アプリを公表の予定という。
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