通販会社の倒産、18年は30件で過去最多…競争激化・物流費高騰で

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帝国データバング資料

(株)帝国データバンクが14日発表した「通信販売業者の倒産動向調査(2018年度)」によると、18年の通信販売業者の倒産は30件で、過去最多となった。JADMAの調査では、国内の通販市場は2017年まで19年連続で伸長し、7.5兆円市場となったが、その一方で大手の寡占に伴って業者間の淘汰が進み、小規模業者が苦境に立たされている。

 

帝国データバング資料通販事業者の倒産件数
(帝国データバング資料より抜粋)

 

倒産件数30件、負債総額は1020億円

 同調査によると、18年度の通信販売業者の倒産件数は判明しているだけで30件となり、前年度の11件を大きく上回った。負債総額は1020億5600万円で、こちらも12年度の194億100万円を大幅に上回り過去最大となっている。これは、(株)ケフィア事業振興会(食品・健康食品販売・2018年9月倒産)の負債が約1001億9400万円と、通信販売業者では過去最大の倒産となったことによるもので、18年度の負債総額のうち98.2%を占めている。

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