2018.10.24 通販支援
ヤフー、アドフラウド撲滅へ…信頼性・実績ないメディア排除
ヤフー(株)は25日から、アドフラウド(不正広告)の撲滅を目的に、広告配信に関わる各ガイドラインを改定する。
広告配信ガイドラインを25日から改定
昨今、サイトに訪れた人を広告で埋めつくされたサイトに飛ばしたり、ボットなどを使用して無効なインプレッションやクリックを行ったりするなど、広告費用に対する成約件数や広告効果などを不正に水増しする「アドフラウド」が問題となっている。
今回のガイドライン改定では、こうした不正を行う実体不明なメディアを排除するために、広告配信先運営者の条件を明確にした。条件としては、(1)メディアとしての知名度・実績があること、(2)広告配信先サイト内の情報に信頼性があること――を挙げ、これらの条件すべてを満たすことを広告配信の要件としている。
誤クリックなどよる不正な収益獲得防止に向けた実装の制限も
さらに「広告実装ガイドライン」では、誤クリック・誤タップによる収益を狙った不正を防止するため、実装方法の制限を追加。Webサイトやアプリにポップアップとして表示される「インタースティシャル広告」については、(1)ユーザーの行動を阻害しないタイミングで表示すること、(2)広告のクリック、タップ以外で広告から離脱できる選択肢(「×」「閉じる」ボタンなど)があること、(3)選択肢は広告に被らない箇所に縦44×横44ピクセル以上でわかりやすく表示し、ユーザーの意図しないクリックを誘発しないこと、(4)一画面に複数の広告を表示しないこと、(5)広告が表示されている状態でコンテンツが利用できないこと――を追加した。
そのほか、意図的に特定の操作を発生させる行為や、意図的・偶発的に無効クリック、無効インプレッションを発生させる行為を禁止する「広告トラフィッククオリティガイドライン」もまとめた。広告配信先運営者によるクリックや表示の繰り返し、自動クリックを発生させるプログラム(ボット)や表示ツールの使用、広告配信先へのトラフィックを集めるトラフィックエクスチェンジの利用などを禁じている。
同社では、9月21日よりアドフラウド対策のため、広告配信の一部を一時的に停止。安全性が確認されたサイトから順次広告配信を再開しているが、今回のガイドライン改定により、サイトの安全性の確認・広告配信の再開を促進したい考え。
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