2018.10.19

AI搭載のマーケティングクラウド、大手ECサイトで導入相次ぐ

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EC業界では、流行のキーワードとなっている「AI」「MA」「ビッグデータ」などに関連したシステムやツールなどが話題を集めている。そのなかでも、(株)アクティブコアが提供するマーケティングプラットフォーム「アクティブコア マーケティングクラウド」は、プライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)からMA、AI、高度なレコメンドなどを一貫して提供できるサービスとして注目を集め、「楽天西友ネットスーパー」「F.O.オンラインストア」などの大手ECサイトで導入が続いている。

 

 

DMP・AI・MA・AIを融合した次世代のマーケティングプラットフォーム

 「アクティブコア マーケティングクラウド」は、サイトユーザーの散在するデータをユーザー単位で統合し、統合されたデータの分析結果から、ステータスごとに最適化されたマーケティングアクションを導き出すプライベートマーケティングプラットフォームだ。

 

 サイトユーザーのWEB行動履歴・属性情報・購買履歴・利用エリア情報など、多くのデータをユーザー単位で統合できるため、ユーザーの利用度や購買傾向が可視化できるようになる。また、これらの分析結果から、フォローメールやリマインドメール、WEB上での商品レコメンド、定期購入の特典提示、クロスセルの提案など、AIによって顧客ごとに最適化されたアプローチを実現するなど、高度なMAとしての機能も持ち合わせる。

 

「F.O.オンラインストア」導入の概要

 

AI活用は顧客対応からマーケティングの時代に

 顧客のセグメントにあわせて最適化したアプローチをするMAツールは多数存在するが、実店舗の会員やWEBユーザーなど、すべてのユーザーのデータを、ユーザー単位で統合するプライベートDMPを持ち合わせ、各機能にAI技術を活用し、すべてを一体化させたマーケティングプラットフォームは、これまでになかった。

 

 通販・EC業界でのAI活用は現在、問い合わせ対応に関連したAIチャットボットなどが中心で、マーケティングへの応用はあまり進んでいなかったが、同社のプラットフォームの登場により、特に店舗を持つEC事業者を中心に、マーケティングでのAI利用が進んでいる。

 

 また、同社では「DMP」「AI」「MA」などのプラットフォームに含まれるすべての機能を自社で開発しており、ツールなどを連携する必要はなく、導入企業向けのカスタマイズもスムーズになる。

 

行動履歴データの蓄積からプラットフォームを開発

 同社はWEB解析からスタートした会社で、WEB上の行動履歴データを蓄積していたことから、同プラットフォームの開発に至った。同社の山田賢治社長は「アクティブコアは、WEBの行動履歴だけではなく、WEB以外のデータ(顧客データや店舗データ、販売データ、営業データなど) をプライベートDMPに顧客軸で統合し、分析・マーケティングオートメーション・レコメンドをオールインワンで実現します。現在は自社開発のAI技術を分析のみならず、マーケティングオートメーションやレコメンドエンジンに実装し、企業のデジタルマーケティング全般を支えるプラットフォームに進化させるべく努力しております」と話し、さらなる進化を見据えている。

 

 プラットフォームの各機能には、自社開発のAIエンジン「ピタゴラス」が活用されている。「ピタゴラス」は、セグメント対象の抽出、パーソナライズされたより精緻なレコメンド、情報配信時間の最適化などに対応し、実行したアクションの結果を学習してさらに精度を向上させるマーケティング向けのAI。マーケティング担当者が簡単に利用でき、マーケティング活動を効率化することができる。

 

 レコメンドには、ピタゴラスを搭載した高機能レコメンドエンジンを利用。プライベートDMPに蓄積したユーザーごとの趣味・嗜好や行動属性を機械的に学習・予測し、特許を取得している高度なアルゴリズムによって、最適なアイテムやコンテンツをレコメンドする。

 

導入後にLTVが向上

 また、導入・運用時のサポート体制も充実しており、データ分析やマーケティングのコンサルティングも行っている。山田氏は「ツールだけではなく、お客様のご要望を汲み取り、お客様に寄り添う顧客サポートをモットーとして、これからもお客様のマーケティング業務をご支援していきます」と語った。

 

現在、同社のプラットフォームを導入する企業は、事業のメインが実店舗で、店舗とネット連携を目的に導入する企業が多いという。同プラットフォームを導入することで、店舗⇔WEBの相互集客も可能になる。WEBと店舗でIDを統合することで、LTVが向上したという成果も出ているという。オムニチャネル戦略の実践に向けて、今後も同プラットフォームを導入する企業が増えそうだ。

 

アクティブコアへの問い合わせはこちら

 

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