シニア女性の7割がスマホ所有、上級者はメルカリやFB駆使

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ハルメクがシニアのスマホ利用状況を調査

 (株)ハルメクが10日発表したシニアを対象としたスマホに関する調査によると、シニア女性の67.7%が「スマホを保有している」と回答。このうち、スマホの機能を使いこなせている人は12.2%であることが分かった。

 

 

 同調査は、シニア女性誌「ハルメク」の読者(50~74歳のシニア女性)を対象とした郵送アンケート調査によるもので、有効回答数は452人。調査期間は18年7~8月。

 

 これによると、シニア女性の67.7%が「スマホ」を保有していると回答。いわゆる「ガラケー」の利用率は30.8%に留まった。「スマホ」のアップ率は前年比で11.1ポイント、「ガラケー」のダウン率は同10.9ポイント。

 

「使いこなせている」のは12.2%にとどまる

 その一方で、「使いこなせている」と回答したのはわずか12.2%で、その他の割合は「普通くらい」(30.8%)、「あまり使いこなせていない」(43.6%)、「ほとんど使いこなせていない」(12.2%)となっている。さらに使用しているアプリについては、使いこなしている人は「動画・音楽の視聴」「ゲーム」「Facebook」の利用度が高く、使いこなせていない人は「電話・メール」「写真・動画撮影」「検索」の利用が中心だった。

 

 

 使いこなせていない人の中には、「Facebookの『いいね!』の仕方が分からず、電話で『いいね!』と伝えている」(67歳女性)、「ケンタッキーでQRコードのクーポンを使って購入できない」(同)、「適切なアプリが選べず、娘に相談しながら決めている」(62歳)などの意見が見られた。

 

 

 これらの結果について、同社「生きかた上手研究所」の梅津順江所長は「少し前まで頻繁に聞かれた『ボタンに触れることさえ怖い』といったスマホアレルギーの人は減ってきている。その一方で『ある程度分かっているつもり派』や『そこそこ使えているので満足派』が増えているように思う。さらに誤操作による決済やセールスの勧誘、迷惑メールなどを恐れ、これ以上の活用はかえって危ないと考えている人が多い」と分析。シニア女性は、難しい設定は子どもや夫に任せ、「SNS」「ネットショッピング」は画面の大きいパソコンで行うなど、他のデバイスとスマホを使い分けているとした上で、「『とことん使いこなす派』は今後も飛躍的に伸びることはないだろう」とまとめた。

 

 『ハルメク11月号』(10月10日発売)では、「スマホの操作、これさえ覚えればすいすい、サクサク!」をテーマに、スマホの基本的な使い方を40ページに渡って紹介。スマホを使った買い物の方法なども解説している。

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