2018.10.10

ファーストリテイリングの有明倉庫が自動化、省人効果9割に

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(株)ファーストリテイリングと(株)ダイフクは9日、中長期的・包括的な物流に関するパートナーシップ合意書を締結した。合意書では、両社が東京・有明倉庫の自動化を通じて、安定した物流機能の提供を目指すことを明記している。

 

 

世界の物流倉庫を自動化へ

 合意した内容は、(1)最新鋭の自動化設備の導入:ファーストリテイリンググループのブランドの国内外における倉庫自動化に向け、世界最新鋭の自動化設備を開発・構築する、(2)特別チームの編成:倉庫自動化の計画・実行や、メンテナンスに対応する特別チームを両社で編成する、(3)一気通貫した自動化設備導入の推進:最短での自動化設備導入に向けた設計・機器・資材や、専門的人材の調達、建設・試運転を含む全過程の業務を推進する、(4)物流システム開発の協働:新しい物流システムの開発―などの4点。

 

 

作業はほぼ無人化、省人効果は9割に

 ファーストリテイリングの有明倉庫では、ダイフクが提供するマテリアルハンドリング(マテハン)システムを導入。「自動入庫荷下ろし機」「RFID自動検品機」により商品の積み下ろし、検品作業を自動化しているほか、天井までの空間を利用した「自動保管倉庫」、ピッキング作業を単純化する「QPS(QUICK pick station)、内容量に合わせて配送箱の容積を適正化する「自動封函機」などを備えている。これらのシステムによって、作業のほとんどを無人化。約100人だった倉庫の人員が10人に減少し、省人効果は9割に達した。

 

 両社では、商品が顧客の手元により早く届くよう、物流システムの改革・改善によって物流の状況を的確に把握し、革新的で画期的な物流システムを構築したいとしている。

 

ダイフク

 

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