スポーツサプリ市場、15%増の474億円…プロテインが主流に

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(株)矢野経済研究所が9日発表した国内スポーツサプリメント市場に関する調査によると、17年度のスポーツサプリメント市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年度比15.3%増の474億円だった。素材別では、プロテインとアミノ酸の合計が市場全体の約9割を占めている。

 

 

スポーツへの関心の高まりや高齢者層の運動ブームで堅調に市場が拡大

 同調査は、スポーツサプリメントメーカー、食品・健康食品・医薬品メーカーの担当者を対象に、同社専門研究員による直接面談取材、電話によるヒアリングなどを行った結果をまとめたもの。調査期間は18年3月~5月。

 

 17年度のスポーツサプリメント市場規模は、メーカー出荷金額ベースで同15.3%増となる474億円に達した。15年度以降、毎年度2桁増を維持するなど、大幅な市場拡大が続いている。

 

 

 

「プロテイン」がスポーツサプリの構成比6割

 素材別では、プロテインが280億円で構成比59.1%と全体の約6割を占めており、次いでアミノ酸が同28.1%の133億円となっている。プロテインは、パフォーマンスの維持・向上のための筋力維持・増強や引き締まった身体づくり、アミノ酸は、疲労の軽減・回復といったユーザー需要が高い。

 

 将来的には、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、その前後の大型スポーツイベントの開催により、スポーツへの関心が高まることが予想されているほか、若年層の身体づくりへの関心、中高年齢層の健康維持・増進、趣味としての運動への取り組みが今後も継続すると予測。スポーツサプリメント市場は、成長率は鈍化しながらも堅調に拡大することが見込まれる。

 

 さらに身体機能の解明、食品の生理活性機能などの解明が進むことにより、運動の効果や運動後のケアに役立つスポーツサプリメントの需要は堅調に推移することが予想され、スポーツ競技層や愛好家などによるスポーツサプリメントの継続利用も市場規模の拡大に貢献するとしている。

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