サティス製薬、処方改良によるブランド育成プロジェクトを開始

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(株)サティス製薬はこのほど、化粧品を小ロット・低コストでテスト販売しながらフロント製品へと育成させる「アジャイルプロジェクト」を開始した。

 

写真はイメージ

 

処方改良で化粧品通販事業の成功をサポート

 「アジャイルプロジェクト」は、テスト販売と使用者評価データを用いた処方改良を繰り返し、通販事業で重視されるKPI(重要評価指標)の数値を高める製品へと成長させることを目指している。パートナー企業(化粧品ブランド)と協働し、有効性の高い製品を小ロット・低コストでテスト販売しながら、購入者の声や皮膚データに基づいて処方改良する。

 

 同社では、化粧品通販事業を成功させるには、立ち上げ時に低コストで生活者の購買を決定させる製品(フロント製品)を開発することが必要と考え、事業開始時の第1商品として、CPA(顧客獲得単価)が低く、LTV(顧客生涯)の高い製品を開発すべきだとしている。また、LTV向上の要因となる「使用者満足度」を高めるためには、広告で伝えた内容を実感、初期に長期連用が決意できる体感、長期連用で皮膚の課題を緩和・解決した体験―の3つの要素が重要だと説明している。

 

「植物ヒト型セラミド」で乾燥肌の改善処方を開発

 同プロジェクトの第1弾では、(株)Lullとの協働により、新たに開発した化粧品原料「植物ヒト型セラミド」(特許出願中)を用いて、肌荒れや粉吹きなどの乾燥状態を改善する処方を開発した。「植物ヒト型セラミド」は、人間の肌に存在するセラミドと同じ超長鎖型構造を持つセラミドで、製剤に溶けにくいという特長から、これまで安定的に高配合することが難しかった。そこで同社では、「リポソーム化」の技術を用いることで課題を解決。これにより従来の手法に比べて100倍以上の量を安定的に配合することを可能とした。

 

 同社では「アジャイルプロジェクト」に参加するパートナー企業をメルマガ上で毎月募集しており、「今後もパートナー企業との共同開発により、有効性の高い製品を生み出していきたい」としている。

 

サティス製薬

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