2018.5.14

スクロール、10億円の赤字に…ECソリューション事業は好調

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(株)スクロールが8日発表した18年3月期連結決算(17年4月~18年3月)は、売上高が前期比5.7%増の622億700万円、営業利益が4.9%増の13億300万円、10億3500万円の純損失(前期は26億4900万円の利益)と、赤字に転じた。

 

通販事業の利益は153%増の15億円に

 eコマース事業とソリューション事業が好調に推移し増収となった一方、健粧品事業ののれんの減損処理を行ったことにより、純利益がマイナスとなった。

 

 通販事業の売上高は、同4.9%減の334億6200万円、セグメント利益は同153%増の15億2700万円となった。働く女性向け商材の新規媒体の発行や商材ミックス型の媒体を拡充したほか、カタログ掲載商品数やページ数を見直した。また、配布の効率化、売り場の強化、商品企画にも注力した。

 

 eコマース事業では、時節イベントの活用により受注の拡大を図ったほか、海外仕入ルートの開拓したことにより品揃えが充実。売り場での商品提案力が向上した。また、メンズブランド雑貨とカラーコンタクトレンズのECサイトを新規に出店、ミネルヴァ・ホールディングス(株)の株式取得なども実施した。同事業の売上高は、同15.9%増の135億7200万円、セグメント利益は8100万円(前年同期は5200万円の損失)となった。

 

 ソリューション事業では、ECソリューション部門を立ち上げ、通販システムパッケージ「eシェルパモール」の成約に向けて、セミナーや展示会などで販売促進活動に取り組んだ。また、通販ソリューション3PLの全国展開に向け、関東エリアにおける物流基地構想を推進した。その結果、売上高は同8%増の93億2500万円、セグメント利益は同17%の5億1100万円となった。

 

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