JP「イノベーションプログラム」、最優秀賞にオプティマインド

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日本郵便(株)と(株)サムライインキュベートは1日、日本郵便初のオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の成果発表会となる「DemoDay」を開催し、最優秀賞に合同会社オプティマインドが選ばれた。

AI活用で配送業務を効率化

 同プログラムは、近年のECの進化や人口減少など、物流業界が抱えるさまざまな環境変化をテクノロジーによって解決を目指すもの。昨年11月にスタートアップ企業105社の中から4社を選び、約3カ月間かけて各社と共創を実施。その中から、人工知能(AI)を活用した配送業務効率化をテーマに取り組んだオプティマインドに最優秀賞が贈られた。

 

 オプティマインドの取り組みは、少子化による人員不足やEC市場の拡大、働き世代の再配達増加などの課題を解決するため、これまでアナログに行っていた配達ルート作成を自動化し、配達の効率化を図るもの。新人配達員のレベルの底上げを行って教育コストを削減しつつ、ベテラン配達員のレベルへ近づけ、入社当初から平均レベル以上の配達ができることを目指した。

 

 同プログラムには、独自の最適化エンジン「Megan(ミーガン)」の技術を活用。実証実験では、埼玉県の草加郵便局の協力により、オプティマインド代表の松下氏自らが新人配達員となってルート作成や配達を行い、ツールシミュレーションを行った。AIは使用する度に学習して成長するため、熟練者のデータ取得や不在予測・最適訪問時刻の学習を行うことで、今回得られた成果以上に精度を高めることも可能となっている。

 

 「DemoDay」では他に、一般来場者の投票により優秀なプログラムを選出する「POST LOGITECH INNOVATION AWARD 観客賞」の授与も行われ、紛失タグを用いて紛失物を探すシステムを考案した(株)MAMORIOが受賞している。

 

 日本郵便およびサムライインキュベートは、今後も時代の変化に応じた価値ある郵便・物流を提供し続けるため、共創によるイノベーション創出に取り組みたいとしている。

 

■合同会社オプティマインド

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