2025.03.25 行政情報
機能性表示食品でステマ、ロート製薬に措置命令
機能性表示食品の広告でステルスマーケティング(ステマ)を行ったとして、消費者庁は3月25日、ロート製薬(大阪市生野区)に対し、景品表示法違反により、再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。大手製薬メーカーのステマによる行政処分は、昨年11月の大正製薬に続き、今回が2例目となる。
機能性表示食品「ロートV5アクトビジョンa」
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インスタ投稿にはPRと表記
同社は、機能性表示食品のサプリメント「ロートV5アクトビジョンa」について、モニター募集サイトでモニターを募り、投稿を依頼。その際、投稿画像例や投稿例を提示していた。消費者庁によると、投稿例として「小さなカプセルなので飲みやすかった。喉にひっかかることもなく、後からもう一度、水を飲むようなこともなかった」などがあったという。
投稿を依頼したモニターには、通常価格5400円(税込)の同商品を無償で提供。複数のモニターがインスタグラムに投稿したが、投稿内容に対する違反認定はなかった。
投稿を抜粋して自社サイトに掲載
同社は昨年6月4日から7月29日までの期間、自社ウェブサイトに、5人のモニターがインスタグラムに投稿した画像部分を抜粋し、「“わたしも”使っています from Instagram」と表示。しかし、同社の広告である旨を明記していなかった。このため、自社ウェブサイト上の表示がステマに該当すると判断された。
消費者庁は景表法違反と認定し、同社に対して、一般消費者への周知や再発防止策の構築などを命じた。
取材に対し、同社は「PR表記が必要であることは理解していたが、クリックした先でミスがあり、PRかどうかがお客様に伝わらないようになっていた」(広報・CSV推進部 東京オフィス)と話している。
(木村 祐作)
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