2024.07.19 行政情報
通信教育のキャリカレに措置命令…通信講座「メンタル総合心理」などで二重価格表示
実績のない「通常価格」を用いて、割安となるキャンペーン価格を表示したとして、消費者庁は7月19日、通信教育のキャリカレ(広島市安佐南区)に対し、景品表示法違反により、再発防止策の整備などを求める措置命令を出したと発表した。
通信講座「メンタル総合心理」の表示例(消費者庁の発表資料より)
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実績のない「通常価格」と比較
消費者庁と公正取引委員会の調査によると、同社は自社ウエブサイト「資格のキャリカレ」で、「メンタル総合心理」「メンタル心理カウンセラー」など10のサービスを広告する際に、通常価格よりも低価格でサービスを提供すると表示していた。
例えば、通信講座「メンタル総合心理」については昨年7月13日~14日、「7/14 13:59まで 最大41%OFF!夏得キャンペーン 通常価格59,500円→41,000円(税込)(月々1,980円×24回) 31%OFF」などと表示していた。
通常価格と比べて低価格で受講できると思わせるような内容だったが、通常価格は自社ウエブサイトから申し込んだ場合に用いられた実績がなかった。
キャンペーン終了後も割引価格で提供
また、自社ウエブサイトで5つのサービスについて、キャンペーン期間中に「ハガキ申込価格」から割り引いた価格で受講できるとうたっていたが、終了後に申し込んだ場合も割引価格で提供していた。
消費者庁はこれらの表示が有利誤認表示に当たるとして、同社に対し、再発防止策の整備や、表示が景表法違反である旨の一般消費者への周知などを命じた。
同社にコメントを求めたが、「現在、精査中」という。
(木村 祐作)
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