2024.02.13 行政情報
イカ加工品でロシア・中国産なのに「国産」と表示…農水省が改善を指示
ロシア産や中国産のイカを原材料に使用していたにもかかわらず、「国産」と表示してイカ加工品を販売したとして、農林水産省は2月9日、販売会社の丸心(北海道函館市)に対し、食品表示法の食品表示基準違反により、再発防止策の構築などを指示したと発表した。

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スーパーやインターネット販売事業者などに販売
農水省北海道農政事務所と農林水産消費安全技術センターは昨年9月5日~今年1月26日、同社への立ち入り検査を実施した。その結果、「いか塩⾟ 飲兵衛 130g」「いか塩⾟350g(ビン)」「⼭わさび⼊りするめいか醤油漬120g」などの5商品で、原材料にロシア産または中国産のイカを使用していたが、原料原産地名に「国産」と表示していたことが判明。
少なくとも2022年12月22日から昨年9月8日までに、一般用加工食品として合計3万5529個を小売業者35社に販売したという。
販売先の35社には、スーパーマーケット、道の駅、インターネット販売事業者などが含まれていた。
業務用加工食品でも原料原産地名を不正
また、業務用加工食品の「お刺⾝⾵するめいか醬油漬1kg」「いか塩⾟1kg」「いか三升漬1kg」などの5商品については、ロシア産のイカを使用していたにもかかわらず、原料原産地名に「国産」と表示していた。少なくとも2022年10月20日から昨年8月25日までに、合計1845個を卸売業者14社に販売したことがわかった。
農水省では、これらの表示が食品表示法に基づく食品表示基準に違反すると認定。同社に対し、全商品の表示の点検と不適正な表示の是正、原因の究明や再発防止策の構築などを指示した。
取材に対し、同省では「事業者は再発防止にしっかりと取り組むとコメントしている」(消費・安全局消費者行政・食育課)と話している。
(木村 祐作)
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