2023.11.29 調査・統計
EC事業者の3社に1社が不正注文の被害発生
不正注文検知サービスのかっこが11月28日発表した「EC事業者の不正被害や対策に関する実態調査」の結果から、EC事業者の3社に1社が不正注文の被害に遭ったことがわかった。そのうち、クレジットカードの不正利用が6割以上を占めていた。

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被害金額は年間25~50万円が最多
調査は11月、EC事業者で不正注文対策に関わる担当者を対象に実施した(有効回答数549件)。割賦販売法によるクレカの不正利用防止措置義務化について、7割以上が内容までよく知っていると回答。前年と比べて、セキュリティに対する意識が向上していた。
「フィッシング対策ガイドライン」については、67%が内容までよく知っていると回答。年商10億円未満の企業では59.1%にとどまり、10億円以上の企業では77.1%と高くなる傾向が見られた。
また、対策として、本人認証の1つであるEMV3-Dセキュア(EMV3DS)導入の必須化について知っていたのは76.5%だった。
不正注文の被害に遭ったことがあるEC事業者は34.4%に上った。被害の内容を見ると、クレカ不正利用が6割以上に上った。直近1年間で不正注文被害に遭った回数は4~7回が最多で、29.6%を占めた。被害金額は年間25~50万円が最も多かった。フィッシング被害に遭ったことがあるEC事業者は38.1%だった。
不正注文対策を実施しているEC事業者の割合が低下
不正注文対策を取っているEC事業者の割合は74.9%で、昨年の77.5%から低下した。フィッシング対策を実施している割合は90.2%だった。不正注文対策としては、本人認証の導入が最も多かった。一方、EMV3DSの導入率は36.1%にとどまった。EMV3DSの懸念点として、ランニングコストが最も多く、次いで、リスク判定のカスタマイズができない点が続いた。フィッシンでは、送信元認証DMARCでの対策が最も多かった。
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