2023.11.09 通販会社
ユナイテッドアローズ2Qは増収増益…小売、ネット通販ともに伸長
(株)ユナイテッドアローズが8日発表した2024年3月期第2四半期(4月~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.2%増の610億1400万円、営業利益が同28.2%増の17億7500万円、四半期純利益が同32.7%増の14億2600万円の増収増益となった。(株)UAが売上拡大を牽引し、都心部の回復やインバウンドの増加が寄与した。

自社ECの売上高は8.0%増
既存事業については、コロナ禍が沈静化し、都心部を中心に人の往来が回復するなかで、OMO戦略の推進などによって、「小売+ネット通販」の売上高が前年同期比(単体)7.5%増と好調だった。単体チャネル別の詳細を見ると、小売は改善が続き、同9.8%増。ネット通販は同4.9%増で、構成比は24.3%となった。自社ECは同8.0%増で、ネット通販内構成比は前年から1.0ポイントアップの35.9%に拡大。他社サイトについても同3.2%増で推移した。
海外旅行者の回復を背景としたインバウンド需要の拡大に伴って、免税売上(単体)は前年同期の9倍強、売上高構成比は前年同期から2.6ポイントアップの2.9%と大幅に伸び、全体の売上を押し上げた。
台湾や中国マーケットでテスト展開
戦略の1つに掲げるOMOの推進については、今夏に会員プログラムを改定し、自社ECサイトで商品レビューの投稿やお気に入りスタッフの登録など、ユーザーにインセンティブを付与することで、継続的なコミュニケーションに取り組んだ。また、自社ECサイトでのスタッフスタイリング投稿数が堅調に推移した。業容拡大に向けた取り組みとして、10月に開発本部を新設し、事業開発の推進に乗り出した。グローバル展開を強化するため、台湾と中国に期間限定店舗を出店し、両マーケットでのテストを通じて、ブランドの認知向上などに取り組んだ。
通期予想は売上高が同6.3%増の1383億円、営業利益が同10.0%増の70億円、純利益が同11.2%増の48億3000万円を見込む。
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