2023.10.13 行政情報
「食品表示懇談会」が初会合、食品表示制度の見直しへ議論開始
食品表示制度の見直しの方向性を決定するため、消費者庁は13日、「食品表示懇談会」の初会合を都内で開いた。今年度中に、制度見直しの方向性を取りまとめる計画だ。

13日午後に開催された初会合の様子
13日午後に開催された初会合の様子
課題にデジタル化や国際基準への整合化など
同懇談会は学識経験者、業界団体や消費者団体の関係者など15人で構成。座長は(一社)食品表示検定協会理事長の湯川剛一郎氏が務める。食品表示のあり方については、内閣府の消費者委員会が2019年に取りまとめた「食品表示の全体像に関する報告書」で課題を洗い出している。容器包装の「一括表示」について、情報量や文字サイズなどが原因で見づらいという不満を持つ消費者が多数存在する一方で、どうすればわかりやすい表示になるのかが明確でないと指摘。デジタルによる情報提供も整理すべき課題が多く、引き続き検討が必要と報告している。
さらに、今年6月16日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2023」で、食品表示基準の国際基準への整合化を推進する方針が盛り込まれた。
同懇談会では、これらの課題も含めて議論する。出席した委員からは、「デジタルツールを使って(情報を)管理しやすくするのか。それをどうやって消費者に提供し、使ってもらうのか」など、大枠の議論を優先すべきという意見が寄せられた。
また、消費者庁からは、アレルギー表示について「患者が増えていて、アナフィラキシーショックを起こすなど、時間の猶予のない議論もあるため、(消費者庁で)整理したい」(食品表示企画課)という説明も聞かれた。
次回会合で海外諸国の食品表示制度と比較
同懇談会は来年3月までに、あと3回の会合を持つ予定。来月24日に開く次回会合では、海外諸国の食品表示制度との比較や、品目ごとの表示ルールの現状を紹介し、今後の方向性を議論する。 (木村 祐作)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
機能性表示食品の基礎と落とし穴
-
2
オリジナル商品 Webデザインシミュレーター 『i-DESIGNER』
-
3
【生成AI×EC】EC運営でのAI活用方法
-
4
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
5
クロスセルを促進して顧客単価を向上!レコメンドサービス
ニュースランキング
-
1
【5月11日16時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
決済ソリューション「WorldFirst」、海外展開を狙うEC事業者が選ぶ理由とは?
-
3
LINEヤフー3月期、売上収益が過去最高の2兆363億円
-
4
阪急阪神グループ、「S STACIAカード」を新たに発行
-
5
「しばりなし」定期購入の申込でアップセル “ちょっと待った”は違法の恐れ(後編)
